今日が最幸の日radio 4回目OA 「おれはジャイアンさまだ!」(うつ病の患者に「何かあったらいつでも言ってね」という声がけは実はとても辛いのかも、という話)
今日のBGMは、
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ジャイアンの「おれはジャイアンさまだ!」
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を聴きながら、ズカズカと書いていきますー。
このOAまで、だいぶ時間が空いてしまいました。。。
期待している人がどれだけいるかワカランのですが、取り急ぎ
ゴメンナサイ!!
言い訳なんですけど、
奥さんが入退院を繰り返してまして。。。
今もって、
「代われるものなら代わってあげたい」くらいの激闘の日々なのですが、
でも、とにかく目の前の現実を受け入れて
めちゃくちゃ頑張っている奥さん。
オイラが下を向いている暇なんてないな、ってトコです。
さてさて
こーゆーのって、時間が空いちゃうと
一気に冷めちゃうんだよね。。。
まあ、ここから仕切り直しってことで
あまり深く考えず、気にせず前回の続きから
行ってみたいと、思うぃまぅぁーっすぅ(福山さん口調で)
3つ目の理由は「ズカズカ」
心の病、ね。
どーやって克服へ向かったのか?
何が追い風になったのか?
の話をシレーっと続けますね。
ズカズカと、臆面なく、人の心の中に入ってくる
相手の都合なんてお構いなしに、ズカズカと。。
結論から言うと、こういう人が、心の病を救える人
だと思います。
私には、ありがたいことにそんな人がいたのです。
親友です。高校時代からの。
彼に救われたと言っても過言ではありません。
「なんかあったら遠慮なく言ってね」ばかりだとツラい。。
本当に近しい人が、心を病んでしまい、それを知ったアナタ
その人にどんな言葉をかけます?
「なんかあったら遠慮なく言ってね」
「できることがあればなんでもするからね」
事実を知った周囲の人は、大概こうなります。
これはこれで、気持ちとしては本当にありがたいのですが。。。
誤解を恐れずに言うと、
この「味方風」の人が増えても
残念ながらあまり解決しないのです
(私の場合はそうでした)
だって、もう「何か」が起きてるんだもん
だって、どうすれば「治る」のか自分でもワカランのだもん
だって、あなたが「何ならできるのか?」を知らんのだもん
だって、最初の「お願い聞いてよカード」を切った時に、「それは難しいな、できないな」って反応をされたら、もうその人には別のお願いしづらいもん。
だって、そうなると「やっぱりこの人に話をするんじゃなかった…」ってなるもん
主語は「あなた」
もし周囲に、っていうか身近な人で
「心を病んでいる」人がいたら、こうしてあげてください
とにかく、自分(あなた)のペースで、ズカズカと相手の中に入っていく。
極論、主語は「私(助けようとしているアナタ自身)」で良いのです。
「俺が治してやるよ。大丈夫、安心しろ」
「話し相手がいなくて寂しいだろうから、俺が毎日電話してやる。出たい時だけ出ろ!ただ必ず俺は毎日電話してやる」
「お前、栄養足りてないだろ!だから俺が「イチゴ」を送ってやったよ。食ってくれ!」
「経済的なことは気にすんな!俺が●●円までなら貸せっからさ。闇金とかから借りんなよ。それ知ったら縁切るからな!とにかく療養せい!」
「”自分だけが取り残されている気がする”だって??気にすんな。俺にとってお前より必要不可欠なヤツなんて現れてねーから大丈夫だ」
「お前、ウチの実家に遊びにこいよ。田舎だけどさ、畑仕事とかやると気持ちいぜー!俺と一緒にやろーぜ。よーし、日程決めよう!!」
「おー泣け泣けーっい。泣くの我慢されるより、お前がお構いなく泣いてくれると、俺、なんかわかんねーけど、すげー嬉しい気持ちになるんだよ!」
他にもたくさん
ちなみに上記、全部親友が私に言ってくれた言葉です。
これって…
余談ですが、こうやって文字起こしすると
なんか、「”何か”への勧誘」って感じだね
あ、なので、心が弱っている時に”何か”に入信してしまうのは
全然起こり得る話だと思う。
だってその勧誘した人が「ズカズカ」入ってきてくれて、
自分が一番何とかしたかった「心」を治してくれたんだから。
以降、それにすがって生きるのは当然っしょ
にも関わららず、それを後で知った周囲の人は
「●●●って悪どいなぁ、心が弱っているアイツを食い物にしやがって」
「なんでもっと早く俺に相談してくれなかったんだよ!」
とかい言い始める
遅い。。。
もちろんわかってます。
実際は、何をしてあげたらいいか分からない、ということ
でも「できることがあれば何でもするから」という思いに嘘偽りがないこと
「早く元気になってほしい」という気持ちにも嘘偽りがないこと
だから、心配して「何でも言ってね」と声をかけてあげて、待つ。
しかし
私のような傾向の鬱病の人間は、、、
なんでも言える、、、ワケないのです。。。
誰か2人くらい、いや1人でも
家族でも、親友でも、先輩でも後輩でも、心療内科の先生でも、会社の経営者でも上司でも人事でも、学校の先生でも、相談センターの担当者でも、
誰か1人、臆面なく、自分のペースで、ジャイアンの「俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの」のように
誰か1人、ズカズカと、心の中に不法侵入してくれる人さえいれば
絶対に治る、、、とまでは言いませんが、確実に良い方向には向かいます。
「そっとしておいてあげよう」
「自分がでしゃばるのも差し出がましい」
「コレしてあげたいけど、ちょっとウザがられるかな…」
↑↑ わかるよー、分かりますよー、これ
でもね、、、こーゆー思考、いらないっす。
ただ、本当に助けたい人がいるならば、
ズカズカと心に入ってやるんだぁ、コラァ(金八っつぁんの口調で)
「ちょっとウザいなぁ、重いなあぁ、アイツ」
と相手が思ってくれはじめたら、むしろラッキー。
この場合の「ウザい」という思考回路は、むしろ正常。
つまり快方に向かっているという合図だと思えばOK
「のび太のものはオレのもの。俺のものもオレのもの」
ジャイアンって、普段はあんな感じだけど、
特に映画の時のジャイアンって、ホントに勇猛で、頼り甲斐があって、
何より優しい
持ち前の厚かましさとなりふり構わなさで
グイーンと解決に導いてくれる。
身の回りに1人、ジャイアンが必要
(喧嘩っ早さは必要ないが…)
と覚えておいてください。
「のび太のものは俺のもの。俺のものも俺のもの」
名言っすな
これは
「のび太の悩みは俺の悩み。のび太が解決したいことは俺の解決したいこと」
でもあるってこと
オイラもジャイアンになりてーなぁぁ。。。
いやいや、柄にもない柄にもない
おれはジャイアン ガキ大将
天下無敵の 男だぜ
のび太 スネ夫は 目じゃないよ
ケンカ スポーツ どんとこい
歌もうまいぜ まかしとけ
おれはジャイアン様だ(たてかべ和也)