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つる の詩

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いつか詩集を作るために、 お気に入りの自作詩を集めてゆきます。
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記事一覧

詩『風』

カオスの中で風が笑っている イメージを 信じる恐怖に 感嘆する 逆説の技術 順応する季節…

詩『悲しい目、幸せの芽』193字

悲しい目は遠くへやって 幸せの芽を足元で育てて あなたが祝福されるべきことを 知らせるた…

『夕焼けは』~シロクマ文芸部~ 222字

夕焼けを見て胸が熱くなる 私は何を見ていたのだろうか 愛すべき人をたくさん見てきて 森や…

詩『生きる』 172字

想像してご覧 金色の風をあなたは身にまとうのを 手をつないだ時のあたたかさを 知っている…

詩『風の色はシトラス』~シロクマ文芸部~ 全323字

風の色はシトラス 心に吹きすさぶ新鮮さが 体にはなじまない 風が体に当たるたびに 体のあち…

詩『きみの涙があれば』

きみの涙があれば ぼくは笑顔で歌うよ 素直な声とまごころがあれば きっと きっとぼくは笑顔…

詩『夕暮れを見たい』

優しい爆弾を書いて下さい 心をくすぐって ああ快感と覚えるような 友よ どうか腐らないで あなたの中の清水を飲ませて欲しい 残された時間をこの詩に託して 私は今日の夕暮れを見たいのです ☆彡 ヘッダー画像を neji さまよりお借りしています。 すてきな夕暮れ、 ありがたく使わせていただきます。 多謝です。 つる かく

詩『優しさの積み木』

積み木が優しさだとしたら どんな形がいいだろう 三角 四角 丸 積み上げてみた 手が届か…

詩『殺して活かす』

いっそこの身を 真っ二つに斬って 澱んだ血を流し切りたい 灯篭流しのように見つめて 手を合…

詩『涙目線』 459字

泣くに泣けない涙と知ったとき わたしはすでに五十を過ぎていた 泣きたいときに泣けない涙と…

詩『 note 』171字

スキを押す 好きな note だったから かろうじてスキを押す 応援の気持ち、分かち合った事を…

詩『光る』87字

光の方へ向いていたい 光を信じれば おのずと 影も信じている 明るい散歩道 木漏れ日がちら…

詩『街灯』168字

選ばされていたと 思っていたことが 年を取るにつれて 自分が選んだこと という思いに変わる …

詩『ピント』

ピエロ 失敗しても 笑顔のまま 泣けない分 心は潤う 曲芸はつづく ピントはいつも合わない 失敗つづき 時がほほ笑みを持って来てくれるまで ピエロ ☆彡 つる かく