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変わらない幸せ
少し前、ふいに見たテレビの話であります。
家族でお誕生日のお祝いをしていた。2歳くらいの女の子が、チョコレートのプレートをかじる
それは、よくある風景。
お母さんが言う、
「今日は一緒にケーキが食べられるね」
「夢のプレートだね。いつも食べられないから、でも今日は食べられるね、よかったね」
女の子は小麦粉アレルギーで、普通のケーキが食べられない。みんなと同じものを食べることが難しい
アレルギーに配慮されたそのケーキは、
一見、普通のケーキと変わらない
番組自体はそのケーキをつくるケーキ屋さんについて紹介したものだったと思う(どこだったかは忘れちゃった。ごめんなさい)
ごくごくよく見るイチゴがのったホールケーキ。
誕生日おめでとうと書かれたチョコレート(に見える)プレート
そのお母さんが、みんなで一緒にケーキを食べてお祝いできことが嬉しいと言っていた
ふいに涙された時、私も一緒にもらい泣きしてしまった
わかる
我が家は小麦粉アレルギーではないけれど、いわゆる一般的な家庭だけれど、みんなそろってご飯を食べられる、その瞬間が尊いなぁ と感じることがある
何気ない、普通のことなんだけれど、
なんて幸せなのだろうと思うのです
みんなで一緒のものを食べられる、その嬉しさを想像することが、私にとってはすごく簡単だった。 あーわかるわかる(泣)と、立場も同じ母親だからこそなのかもしれない
わかるとか、簡単と言うと、おこがましいのかもしれない
でも、その時涙するほど嬉しい気持ち、
その感情にすごく共感した
お誕生日に、みんなで一緒に同じお誕生日ケーキを食べる。自分の名前が書かれた一つしかないプレートをかじる
素敵な時間
アレルギーでなくても、お父さんが忙しかったり、ご飯のタイミングが合わなかったり、普段のご飯もみんな一緒に食べることが難しい場合もある。当たり前と思うことも、当たり前ではない
それが、いつもそうだと、
ついそれが「当たり前」と思ってしまうことって、実はもっとたくさんある
家族やパートナーがいてくれることとか、
家に住んでいることとか、
極論、生きていることもそう
毎日毎日感情しろとは言わない(それって大変だと思うし、理想ではあると思うけれど、私はちゃんと感じられるのであればそれでいいと思っています)感謝できる時もあれば、いっぱいいっぱいの時もあるし、時には何となく落ちる時もあってしかり。でも、できれば満たされた余裕のある時間が多いにこしたことはないよね
素敵な時間を見せてくれてありがとう
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