おうちで性教育《適齢期は3歳から10歳まで》おすすめ図書と絵本
我が家(主に私)では、4歳頃から家庭で性教育を取り入れています。
理由は、前々から不安だったこのテーマにモヤモヤしていた時、幼稚園の教室で、幼児への性教育のお話会があり、行ってみたことがはじまり。
そこから、家でできることをやんわり取り組んでおります。
例えば生理のこととか、
さてさて、
お母さんにとって、
とても参考になる本を見つけました
タイトルにひるまずw、おすすめです
この本によると
ユネスコが2009年に発表した「国際セクシャリティ教育ガイダンス」では「性教育の開始年齢」が設定されています。
さて、いくつだと思いますか?
答えは、なんと、「5歳」です。
はい、ばっちりの年齢層であります
具体的に何歳から性教育をはじめるとよいのでしょうか?
私は、性の話も親の愛情も素直に受け入れる年齢である「3歳から10歳まで」に行うべきだと考えています
そう、3歳でも決して早くありません。
でも、はじめからセックスとか、
そこまで話すことではなくて、
よくあるのは
「赤ちゃんはどこからくるの?」
という問いです
この疑問に真摯に包み隠さず答えてあげること、
これがはじめの1歩。
なにも、最初から避妊とかピルとかコンドームとか、そんな話ではなく(焦)
あなたはお父さんとお母さんが愛し合って産まれてきたんだよ
あなたが産まれてきてくれたのはとても奇跡的なことで、みんなすごく嬉しくて、とっても喜んだんだよ
と教えてあげる
そして、
赤ちゃんはお父さんとお母さん、
両方から設計図をもらって、
お母さんのお腹の中で大きくなって、
9ヶ月くらいして外に出てきたんだよ
と、具体的に、あるいは物理的に、生物学的に科学的に、事実を教えてあげること。
なんで?という素朴な問いに対して、
こうだよ。と答えてあげる。
卑猥でも、なんでもないのです。
大丈夫w
むしろ、メリットの方が大きい。
子育てに性教育を取り入れるメリット
本から抜粋すると、
メリットがたくさんあります
・子どもの自己肯定感アップ
・自分を大切にする
・自殺率の軽減
・性被害のリスクを減らす
・望まない妊娠、中絶を防ぐ
・無意識に加害者になることを防ぐ
・マイノリティを理解し、世界標準の価値観を身につける
◾︎ 性教育は避妊だけじゃない
性教育をすることが、なぜ自殺率の低下や自己肯定感につながるの?と、不思議ですか?
自分は大切な存在である
▽
自分を大切にできる
▽
他者も大切にできる
という流れになります。
◾︎ 心と生きるで「性」
性教育は避妊だけじゃなくて、命の成り立ちや、自分は愛されていると確かめること、自分を大切にすることも含まれる
“心”と“生きる”で「性」
本来「性」は、いやらしくも卑猥でもないのに、
歪んだ連想ゲームは、それを「隠す」ことから始まってしまう。
だから、言いにくい態度を取らずに、いい機会と向き合うことがとっても大事!なのです
お母さん!
学校では
防犯も、SEXも、避妊も
教えてくれませんよ!
我が子が自分と他者を守る知識をつけることは、とっても大事なんです
絵本から教える、 体のしくみ
とはいえ、まずは絵本から入るとよいです。
(保育園、幼稚園に通う世代)
うちでも取り入れています
男の子だけのおうちでも、
女の子だけのおうちでも、
両方ある方がおすすめ ▼
「わたしのはなし」は、
服は体を守ってくれるけど、自分を守るのはまず自分だよ。水着で隠れる場所と口は、プライベートゾーンといって、大切な場所だから、自分だけのもの。むやみに触らないし、触らせないよ。
といったことを、
「ぼくのはなし」は、
赤ちゃんはどうやって生まれるの?という問いに、ぼくの場合を紹介しながら、男の人と女の人の体のちがい、精子と卵子、受精卵。どうやって赤ちゃんができるの?という体のしくみについて、教えてくれる。
どっちも揃えておくと、
男の子への理解、
女の子への理解、
両方深まってよいです
入り口として、シンプルでわかりやすい絵本。
まず、なぜ?どうして?を
わかりやすく教えてあげる。
そのために絵本をうまく利用して、おうちで自然と馴染んだ習慣にしていくと、すごく楽です
そして意外と母である自分も成長を感じられるという、副産物もGET。
ぜひ試してみてくださいね!
自分で読める歳になったら、
こちらの本もおすすめです▼