ワークマン公式アンバサダーになりたい理由
先日ワークマンへ行って、その後気づいたこと。
ワークマンにはどうやら公式アンバサダーというものがあるらしい
公式アンバサダーになると新商品の情報にいち早く触れることができるそうだから、例えば読者モデルやモニターに近いものかと思ったらそうではないようだ
アンバサダー・マーケティング
公式ウェブサイトの記事を見つけたので以外転記
当社は昨年9月から始めたWORKMAN Plus店のヒットで、アウトドア・スポーツ用の機能性ウェアの製品開発を加速しています。社内には作業服の専門家は大勢いますが、キャンプ・バイク・釣り・サイクリング・登山・ジョギングなどのプロは皆無でした。このため3年前から始めたブロガー・ユーチューバ―向けの当社「製品発表会」で、招待したアウトドア・スポーツの情報発信者からの要望や苦言をよく受けましたが、それらを翌年の新モデルに反映してきました。各分野の専門家の提案を丸呑みした製品は全て大ヒットしました。
WORKMAN Plus とは、
もともと作業着などプロユースの商品をメインにしたWORKMANから、そのノウハウを活かし、アウトドア・レジャーにまで用途を広げた、従来のものとは違うラインのもの
社内にその道のプロがいなかったため、
外で発信するその道のプロたちからもらった意見をそのまま反映したら、ヒットした
これがすごい
職人的な「素人は黙っとけ!」で耳をかさないのではなくて、各分野の専門家の提案を“丸呑み”できるって、柔軟で勇気のいることよね
結果、ユーザーが求める機能性と価格のバランスで、多くの人たちが欲しいものが出せたから、ヒットした。それは納得だけど、言うのは簡単・やるのは大変、な世界であろうと思う
しかし、既に高い技術とノウハウを持っているワークマンだからできたのだろう。アパレル業界のメーカーでは、それができないもの
ワークマンの技術力をほしい大きな企業はたくさんあると思う
もし買収話が出たとしても、取り込まれずに頑張ってほしい
以前防寒ラインジャケットを買いに行ったのに、商品群が多すぎて全然辿りつけなかった。
手広くやりすぎてブームが過ぎた時に在庫を抱えて困窮するというルートに入っていない?と心配になったからだ。そんな弱り目に買収とかされたら嫌やな、って思うのです
そのためにも、既存のユーザーのことを大切にすることが必要である
アパレル枠の商品は必要ない。それは他にたくさんあるのだから、本当に必要な商品を展開してコンパクトにした方が効率的だと、私個人としては、感じている
買いたい商品にたどり着くまでに疲れた上、買いたいサイズがなかったら更に疲れてしまったから
最近見えてきた解離
我が家は夫が作業着を購入するのについて行き、私はメンズの服や靴を着用していた
つまり、我が家では従来のど真ん中ユーザーと、全然関係ない日常使い層の、二つの層が存在している
だからこそわかることもある
ワークマンで作業着を買うのは作業着を使う職人たちである
彼らはいつも着る“いつも“の作業着を買いに来る
いつもの服を、いつもの棚から、同じサイズを購入する
滞在時間は平均15分
さっと行って、さっと買って、さっと出る
だから回転率が良く、店内も混まない
駐車場も待つことなく入れる
そんな設計で回っていたお店
しかし今は従来の層と新しい層が混在して、
変化している
例えば私のように女性ユーザーも増えると、
平均滞在時間は長くなる
もう決まっているものを買うのと、
今から探して品定めするのとではやはり違う
アパレルでは鏡が列ごとにあるが、ワークマンではそれが無いので試着室を開くのを待つのも効率的ではない
すると店内は混むようになり、駐車場も開かなくなる。そうなるとさっと来てさっと買いたい従来の層に迷惑がかかる
しかし店を支えているのは、安定していつも定期的に買ってくれる従来のおじさんたちの地盤があってのことであると思う
そのおじさんたちの邪魔をするのは、お店にとっても顧客にとっても良くない
下支えする既存ユーザーの声
実際夫はいつも買う作業着の在庫がなく、
不機嫌だった
Lサイズの作業着だったか、それは特別なものではなく、よくあるタイプの商品
取り寄せるも、火曜日なら1枚来るけど水曜日なら2枚あるよと言われ、平日私が取りに行くことになったのだ
「せっかく買いに行っても、欲しいものがないのなら困る。もう買うもの決まってるんやから、回転するサイズをどかっと置いとけばいいねん。Sサイズとかいっぱいあっても意味ないやろ?みんなまとめて作業着2枚3枚同じの買うんやから、はける(よく出る)サイズはわかってるんやから、それ置かな意味ないやん。1枚ずつ入ってくるってどういうこと!?」
怒り浸透...
まぁ、でも、これ、思ってるおじさん達は沢山いるだろうと想像する
例えアウトドアやレジャーのラインを展開した売り上げが大きかったとしても、今までの層が離れてしまっては本末転倒ではないか
私が公式アンバサダーになりたいのは、そういった声をリアルに届けたいという思いが大きい
プロの小技的な見解
何気に夫が教えてくれたことが納得だった
作業着のファスナーにタグが付いていて、
「これな、このタグだけ取るのがポイントやねん」
つまりは、タグだけ取って輪っかの部分は残すということ。 こんなかんじ▽
「こうしとくと手袋してても開け閉めしやすい」
あ、なるほどねー
一見「取り忘れてるやん」と思うけど、わざとなのね。へー。
確かに厚手の手袋をその都度脱ぐのも、後から紐を付けるのも手間だし、効率的である
と、するならば、タグはファスナーに付いていないといけない。背中のロゴタグや、内側のサイズ表記の場所では意味がない(その小技ができない)
見た目より実用重視の夫らしさが全面に出ているが、多分、おじさま層はそんな人が多い気もする
昔からの作業着ユーザーの声も反映させてバージョンアップして今の商品の形にもなっていると思うし、どちらの声も大切にして取り入れて、商品作りをしているのだろうな、とも思っている
私がもし公式アンバサダーになったら、やりたいこと
もし私が公式アンバサダーになったら何ができるのかを考えた
私はアウトドアのプロでもない
登山も釣りもバイクも乗らない
日常使いなら他の誰とも変わらない
長らく愛用しているけれど、それでしかない
でも一つ提案はできる。
それはキッズラインの提案
・お揃いのコーデは意外と少ない
・防水性の高い防寒着も、子ども用は意外とない
・雪遊びでビシャビシャしない防寒着ができれば一人勝ちだと思う
そこで機能性の高い商品がサイズ展開してあったら、いいのになーと思っていた
お揃いの服で機能性の高いアウター、子ども服で割高でも、大人用で割安なら2枚買う
(財布は一緒だからトータルで見る為)
兄弟もいたら、みんな揃って買えるからなお良い
デザインは定番のものを売り続けてほしい
子ども服はすぐサイズアウトするので、次の年に大きいものを買っても大人が同じものでお揃いができるなら経済的
一般的なアパレルメーカーはシーズンごとに商品が変わるから、年をまたぐのは意外とできないのです
ワークマンで「日常使いの定番をつくる」
これが、私がアンバサダーになったらやりたい、もう一つのことです☺️
先日購入した綿防風フルジップパーカーはキッズサイズもあったけれど、140-だったから我が家でお揃いは出来ず。もう一声小さいサイズがあったら多分買ってた
私がワークマンで買うのは
ケベックと、防寒レインジャケットと、CORDURA(R)(コーデュラ) ショルダーバッグ(一部改造)
これらは年をまたいでリピート買いする定番
もうこれでいい(これがいい)
特にコーデュラは黒一択で、柄は数量限定コラボで展開したらいいのになーって思ってた(勝手に😂)
いろんなことができたらいいよね、
キッズラインがもしできるなら、娘とやれたら最高だろうな。「学びのぼうけん」でやりたいなー
そんな楽しい世界にいけるように、コツコツと発信をして参ります😼