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発達障害・APD 就労日誌

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発達障害とAPDを抱えた人が社会の中で奮闘する記録です。
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職場で「多動OLさんの障害特性について説明する会」をしたレポ

職場で「多動OLさんの障害特性について説明する会」をしたレポ

こんばんは。
多動OLと申します。

発達障害その他もろもろを持っており、某所にて障害者雇用枠で働いています。

ご報告❗️

以前書いた「人事異動の季節、自身の障害特性を新しく来た人に伝えて、業務上必要な最低限度のご理解をいただくというタスク」(長すぎるので以下「異動タスク」)、無事に完了しました❗️❗️

自分の備忘を兼ねて、どのように異動タスクを処理したのかを書き留めます。

まず一般論とし

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これから障害者雇用で働く人に伝えたいこと

これから障害者雇用で働く人に伝えたいこと

こんにちは、多動と申します。
発達障害その他もろもろを持っております。

障害者雇用枠で働くようになって今年で6年目になります。
紆余曲折ありましたが、どうにかここまで働き続けることができました。

この春から障害者雇用で働き始める人も多いと思います。

これから障害者雇用で働く人に、伝えたいことが7つあります。

① 配慮は言わないと得られない配慮は言わないと得られません。
特に見た目では分から

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ムズ脚症候群がデスクワークをこなすために🔥

こんばんは。
多動OLと申します。

近頃、ムズ脚症候群が再燃しています。

ムズ脚症候群、
別名「下肢静止不能症候群」
またの別名「レストレスレッグス症候群」。

脚の内側からモゾモゾした不快感覚が発生し、下肢を動かさずにはいられないのです。
発達障害に併発することの多い疾患です。

一般的には夜間に症状が現れるケースが多いのですが、私の場合は日中にも現れます。

私の業務内容はデスクワークが多

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2023/01/23

2023/01/23

こんばんは、多動と申します。
発達障害やAPD(聴覚情報処理障害)を持っています。
某所にて、障害者雇用枠で勤め人をしています。

私の障害特性に一つに、

聴覚的把持力 (読み方は「ちょうかくてきはじりょく」) がとにかく弱い❗️❗️❗️というのがあります。

そもそも聴覚的把持力ってなんやねん?と言いますと。
聞き取った情報を頭に一時的にとどめておく力のことです。
「聞いたことをメモする」「聞

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限界ADHD女は奇行をやめられない

限界ADHD女は奇行をやめられない

私は職場で「素の人格」を封印して「組織に求められるロール」に徹している分、プライベートでは奇行種のような動きをしてみたり、奇声を発したりすることで精神のバランスを保っている。

さらに正直に言えば、一人で「怪しい宗教の儀式ごっこ」してみたり、「野良猫ちゃんたちと猫語で交信」してみたり、「鏡に向かって変顔して自分の顔面に爆笑ループ」してみたりといった奇行がやめられないのである…。
もう三十路手前の良

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【聴覚過敏】 早く楽になりたいけれど、人生何が起こるか分からないから 【希死念慮】

【聴覚過敏】 早く楽になりたいけれど、人生何が起こるか分からないから 【希死念慮】

この投稿は、ただただ自分が負の雑念を吐き出して楽になりたいためだけに書いたものです。

一部を有料にしているのは、お金稼ぎ目的でなく鍵代わりです。不特定多数に晒すにはあまりにも赤裸々な内容だから。

記事価格をほんとは1円とかにしたかったけれど、100円からでないと設定できない仕様になっていたので、仕方なく100円に…😢

リアルで親交のある方であれば購入OKです。お礼として今度会ったときに飲み

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障害者就労は闇ばかりじゃない

障害者就労は闇ばかりじゃない

前の投稿で障害者就労の闇を書きました。

 
闇ばかりを見るもの悲しいので、今日は光にも目を向けたいと思います。

 

 *  *  *

 

 私、御年29歳、某所にて障害者雇用枠で勤め人をしております。
障害をオープンにして働くようになって5年が経ちました。

障害者就労において初めて光を見たのは2017年の春。
一般就労で働くことに限界を感じ、障害者雇用枠で新たに職探しすることを決めた時

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【障害者就労の闇】 健常者の集団で生き延びてきた障害者は面構えが違う

【障害者就労の闇】 健常者の集団で生き延びてきた障害者は面構えが違う

最近、所属する業界の障害者メンバーの集まりに超久しぶりに行ってきました。
前に集まったのがコロナ前だから、おおよそ2年ぶりの再会になります。

彼らと再会したとき、私は改めて

「健常者の集団で長く生き延びてきた障害者は面構えが違う…」と感じたのです。

 *  *  *

障害者の就労状況は、依然として厳しい状況にあります。

一つは、障害者の離職率が、全労働者と比較して高いことが挙げられます。

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発達障害が思わぬプラスに働いたこと

発達障害が思わぬプラスに働いたこと

発達障害を抱えて29年も生きていると、健常とは違う性質が思わぬプラスに働くことや、発達障害でお得をすることが稀に起こります。

今週は発達障害啓発週間。

せっかくなので、今までに起こった、発達障害が思わぬプラスになった出来事をゆるく書き出してみたいと思います。

 *  *  *

これを読む人にお願いしたいことがあります。

「発達障害を強みにしている人もいるんだよ」
「障害は個性。ポジティブ

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健常者の集団の中で働く

健常者の集団の中で働く


障害者枠で働く発達障害者にとって大事なことは、一に図太さ、二に図太さ、三と四はなくて、五は配慮事項を健常者にわかりやすく説明する力だと思う。
 
障害者枠での就労歴4年目になる私の持論です。
 
でも障害者枠の就労歴10年や20年のベテランも「図太さは大事」って話してたし結構ガチだと思う。

そもそも健常者の集団の中に障害者をねじ込むことに無理があるんだよね。
例えるなら、小学校3年生の能力の人

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