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職場で「多動OLさんの障害特性について説明する会」をしたレポ



こんばんは。
多動OLと申します。

発達障害その他もろもろを持っており、某所にて障害者雇用枠で働いています。



ご報告❗️

以前書いた「人事異動の季節、自身の障害特性を新しく来た人に伝えて、業務上必要な最低限度のご理解をいただくというタスク」(長すぎるので以下「異動タスク」)、無事に完了しました❗️❗️


自分の備忘を兼ねて、どのように異動タスクを処理したのかを書き留めます。



まず一般論として、障害者雇用で働く人が、自身の障害を職場に伝える方法には大きく3パターンあります。


・ パターン①
上司のみが障害を把握し、周囲の同僚には障害のことは知らせない(いわゆるセミクローズ就労ってやつ)

・ パターン②
上司の口から同僚に障害特性を説明する

・ パターン③
障害者本人が同僚に障害特性を説明する


どのパターンでいくかは、その職場のカルチャーや、障害者本人がどこまで障害をオープンにしたいかによって変わってきます。

私の職場にはプライバシー保護を非常に重んじる組織文化があり、原則としてパターン①、せいぜい②で行くことが多いようです。
パターン③でやるのは一部の積極的な障害者職員のみだそうです。


この春、私はパターン③で異動タスクをこなすことを目指しました。

言っておきますが、私はまったく積極的な性格ではありません(笑)。
目立つことも、人前で話すことも苦手です。
職場の人間関係はオンオフをはっきりつけたいタイプで、職場の人にプライベートな部分は極力見せていません。


じゃあなぜパターン③で行こうと思ったのか。

発達障害という目に見えない障害の場合、パターン①だと周囲から「あの人、なんでこんなことも出来ないの?」と不思議がられる恐れがあります。

またパターン②だと、大なり小なり上司の主観が入ってしまい、配慮にズレが生じやすくなる傾向があります。(あくまで私の経験上ですが)
企業で働く上司のほとんどは障害に関しては素人であるため、どうしてもその人自身が障害に持っているイメージが混ざってしまうのです。

また障害を隠すような雰囲気ができることは、腫れ物扱いに繋がりかねません。

腫れ物扱いを払拭し、ズレのない配慮を得て、円滑に職務を遂行するためにも、私はパターン③で行きたいと考えました。


ここから時系列で書いていきます。


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