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上辺ばかりの「ダイバーシティ推進」に疲れた現代人の心を癒してくれる雑草の本を紹介します。 『はずれ者が進化を作る―生き物をめぐる個性の秘密―』(稲垣栄洋)
性別、国籍、文化、信仰、年齢、障害の有無、出身地、セクシュアリティなど、さまざまなバックグラウンドを持った人たちがともに活躍できる社会を目指す―ダイバーシティ(多様性)推進。 組織の社会的責任や倫理が重視される風潮の高まりにより、ダイバーシティを推進する職場が増えています。 とはいえ、LGBTや発達障害などのマイノリティ属性を持ちながら、民間企業や官公庁など複数の組織で働いてきた私個人の体感としては、ダイバーシティ推進が、「社会的責任を果たしていますアピール」「先進的な道徳