＃04_スピリチュアルカウンセリング（１）

見えない世界

お金への不安感を払拭するために
旅行の申し込みとセッションを受けることにした前回。
4月の２週目
ちょうどカウンセラーと予定があったので早速予約を入れた。

このセッションはコーチングではなくスピリチュアルなやつ。
内容的には，
セラピー＋ヒーリング時々コーチング
と言う感じ。

ここから先は，
人によっては
「あ，そういうハナシ無理です！」
という方もいるかもしれない。
セッションの内容に関してはもちろん
「信じるも信じないもあなた次第」
なのだけど，
そもそもこの世の中で起こる事象について，
目に見えるものしか信用しない，とか
目に見えない＝存在しない
と考えること自体がナンセンス，だと個人的には思っている。

NLP心理学的に言うとそう言う人は「顕在意識」の中だけで生きていると言うか，思いっきり左脳優位で生活している人なのかな。

私は，歳を重ねるごとにどんどんと右脳が活性化され始めて
最近は目に見えないものの存在を嗅覚で感じられる瞬間が時々ある。
（香りも目には見えないけどあるよね）
目に見える世界と同じくらい目に見えない世界も大事にしていると，
時々驚くほど世の中が鮮やかにカラフルに見えるし，人生が少し豊かになる気がする。

なぜスピリチュアルか。

今お世話になっているスピリチュアルカウンセラーの先生から初めてセッションを受けたのは今から7年前のこと。

当時，私は教え子を自死で亡くしその対応に日々忙殺されていた。

学校での指導に原因があったのではないかとマスコミには叩かれ
関係する生徒や保護者，遺族とのやりとり
そして第三者委員会による調査への対応などで疲弊し
通勤途中に車を運転しながら
何度も「このまま自分も死ねば楽になれる…」と考えていたりした。
同時に，当時不妊治療もしており
精神的にも肉体的にもハードな治療が続いていたのに全く結果が出ず。
ついには心労で倒れ緊急入院という地獄のような時期だった。

そんな時，縁あって知り合った方から偶然紹介していただき
藁にもすがる思いでカウンセリングを受けることになった。

カウンセラーの先生はいわゆる「見えるひと」。
波動（チャネル？）をセッションの相手に合わせることで
守護霊や過去世まで分かる。
ちなみによくないものが憑いている場合にはセッションで払ってもらうこともできるので，オンラインセッションよりも対面セッションの方が良いらしい。

約半年ぶりに先生に会ったら
最近は５Gのエリアが拡大してしまい
４Gエリアと比べると体調が悪くなるので
以前住んでいた場所から引っ越したとか
地震の前にも体調が悪くなるそうで
今年は年始からずーっと寝込んでいたという話をされていた。
（ちなみにこの先地震ではどの辺が危なさそうか，という話題にもなり
そこで先生の口から出てきた地名がそのまま先週の地震発生場所だったり…）

ちなみに，初回のセッションの時には
亡くなった教え子の魂が私のそばから離れず
「先生をこんなに辛い目に遭わせるつもりはなかった。申し訳ない」
と謝り続けていると教えてもらい，亡くなった日からずっと自分を責め続けていた気持ちが少しだけ楽になったのだった。

そして，自死した人の魂は自力では上に上がることができないので，
最後にその子のために出来ることをしてあげてはどうか，
という先生からの提案を受けて高野山で石積みをすることになった。
高野山の奥の院はこの世とあの世がつながる場所のようで
参道で石積みをしてから最後に奥の院で御燈明をお願いすると
ちゃんと魂が迷うことなく上がっていけるのだ
ということを教えてもらった。

ちなみに不妊についてもアドバイスがあり
石積みを通して先祖への供養をして
両家のご先祖様から新しい子の誕生を喜んでもらえるように
しないとこのまま家系自体が滅びの流れに入っていく
と言われた。

石積みは色々と御作法があり
結構時間と手間もかかったが
（そもそも高野山までの道のりも遠かった…）
やった後は本当に憑き物が落ちたように心身が軽くなり
その１ヶ月後にはあっさり妊娠。

そんなわけで
先生は私の人生のターニングポイントで欠かせない人となったのである。

今回のセッションについては長くなりそうなのでまた次回。