恋愛の名言はタイミングが命
9月28日に出版した『恋愛の名言はタイミングが命』について語ろうと思う。
実は本作は『名言はタイミングが命』シリーズの第3弾となる。
シリーズと言っても、短編小説になるので1冊目から読まなければ内容が分からないと言ったことはまったくない。
むしろ1作ごとに自身の文章スキルは確実に上がってきているので、少しでもクオリティの高い本を読みたいと思う方には本作をぜひともおすすめしたい。
無名の作家にとって小説ジャンルを書くことは勇気がいることだ。
小説以外のジャンルであれば、自身の体験や培ってきた能力をうまく文章化することでオリジナリティのある作品につなげることができる。
さらに、その内容が誰かの悩みを解決してくれるものであれば、読む価値のある本と言えるだろう。
一方で、小説ジャンルはそう上手くはいかない。
ノンフィクションや私小説を書くのであれば、少し違ってくるのかもしれないが、完全フィクションの小説ジャンルはごまかしが効かない。
たとえそれが短編であっても。
なぜならば、プロの小説家と直接肩を並べることになるからだ。
小説を読む層というのは限られている。
だが、その分コアなファンが多い。
日頃からプロの小説家の本を読み続けており、読書家である自分自身を誇りに感じているヒトも多く存在する。
そんな目の肥えたヒトたちを前に、無名の作家のフィクションを読んでもらうのはかなりハードルが高いことだと思っている。
そこで、名言を読むべきタイミングを物語で綴ってみようと考えた。
無名の作家の短編ではなく、名言を読むべきタイミングを物語で綴る本として出版することで、物語へのハードルを下げようとしたのだ。
名言の力をフルに活用し、その力を最大限に活かせる絶妙なタイミングを物語で綴る。
いまの現状で何の権威性もない僕にとって、少しでも多くの人に自分の書いた物語を読んでもらう最善の方法と思っている。
とは言っても、それでもハードルは高いことも重々承知している。
だからこそ、一話一話のクオリティをあげていくしか方法はない。
本作『恋愛の名言はタイミングが命』では、7つの恋愛の名言を読むべき絶妙なタイミングを物語で綴っている。
自分の今持っている最善を尽くして書いた。
今の能力においては、納得のいくものが作れたと思っている。
だが、きっと次書く本はもっと面白いものになっているだろう。
前作を超え続けることを目標に今後も精進してつなげていこうと思う。
もし、少しでも興味を持ってもらえたのならば、ぜひ読んでもらえるとありがたい。
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