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相手を想って叱る…とは。

自分なんて欠点だらけのダメ人間の部類に入る人間で、誰かの手本になれるような人間ではないことなど百も承知で、「立場」や「役割」として、叱らなければいけないことがある。
マネジメント層に向けて書かれた「叱り方」に関する本もたくさんあるが、自分が誰かを叱る(叱責する)際に唯一気を付けていることは、「その人の背後に、その人の両親が立っていてもかけられる言葉で叱責する」ということ。
何かの本で読んだか、先輩からの学びであったかは忘れてしまったが、ずっと心掛けていることだ。
子の幸せを願わない両親なんていない。その両親に、「我が子のために言ってくれてるのだな」と思ってもらえるような伝え方、言葉選びが大切です。
「叱る」と「怒る(怒る)」は違うと言われる。
「叱る」には少なからず相手を想う気持ちがあるはずだ。一方「怒る」は感情にまかせた吐口であったり攻撃であったり、怒っている本人のためだけに行われる言動だ。
部下の後ろに両親が立っていても厳しく指導ができる上司にはきっと愛がある。そう思うのです。

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