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あたたかな、ねずみ色の世界

昨日は職場内の気温と退勤時の外の気温が全く同じでわらった。夏なのに涼しすぎて拍子抜けする。今日から希望してない3連休の初日ですが予定を埋めるのは割と得意なのでそれなりに過ごせるはず。今日のハイライトは安物だけどサングラスを買いました。夏を買った。


花屋の本棚


花屋です。
花屋の本棚、今回は漫画の紹介です。
『魔法が使えなくても』

こちらは短篇集、オムニバス形式の物語です。所謂あの人はこの人と関わりがあって。でもこの人の過去には実はその人と知り合ってて。みたいな。みんなどこかで繋がる繋がる。世間は狭いねって話。(違う)

毎日続く日常の中の「仕事」や「夢」に悩みながらも生きていく登場人物が魅力的です。わたしはバンドマンのたまきちゃんが好き。

夢を仕事に出来る人は一握り、そんな賛否両論な考え方を聞くけれど一度くらいは好きを突き進んだって悪くはないよなあとやっと最近思えるようになったわたしです。以前までは上手くいかなかったリスクを先走って考えて結果手に出せない、そんな思考ばかりが大きかったけれど昨年初めての転職をして。今、結構楽しい。ちなみに思い立ったきっかけがわたしの人生、今の職場だけなんて勿体無くない…?でした。(何様)

一度はやりたいことをした方がいいよ皆々様。(やっぱり何様) でも生きやすくなるよ人生。楽しんだもの勝ちです。


“アイドルだってお仕事さ〜”

『魔法が使えなくても』より引用(P176)

この言葉はアイドルを目指すキキちゃんの台詞。わたしの友人にも仕事のひとつにアイドルをしている人がいてなんとなく重なった台詞。現に昨年その子に久しぶりに会ったらやっぱり楽しそうに過ごしてた。好きなことだから仕事してても苦じゃないって。格好良いなあ。


“白か黒かじゃないよ この世は♪きれいな♪ねずみ色〜♪”

『魔法が使えなくても』より引用(P212)

この言葉はたまきちゃんの台詞。性別不祥なたまきちゃん。何をもって普通なのかなと考えさせられる。わたし個人としては、無知って偏見に繋がる可能性があると思うのね。一度は止まって調べてみたらいい。全て受け入れろというわけじゃないけど見方が変わるのかなあ。それが多様性に繋がるのではないかと。…何が言いたいのか途中見失った。まあ見えていることが全てではないってことかなあ。星の王子さまのような見解に行き着いてしまったな。


世の中がやわらかな、あたたかいねずみ色になったらいいのに。灰色ではなくねずみ色と表現するところも好き。興味があればぜひ手に取ってみて下さい。ひとまずおわり。

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