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就農までの道のり|農業大学校での1日の過ごし方
夫婦で新規就農を目指すつむぐfarmでは、夫が有機農家さんの元で研修し、妻は農業大学校でそれぞれ1年間の研修をしています。農業大学校は週5日のフルタイムのカリキュラムなので、平日は学校、週末は夫と一緒に有機農家さんの元で研修という日々を過ごしているのです。
これから農業を目指す方、農業大学校に通おうかと思っている方の少しでも参考になればと思い、この記事では農業大学校での1日の過ごし方を綴っていきます。
私が住んでいる香川県の農業大学校では、野菜コース、果樹コース、花卉コースがあり、私は野菜コースに1年間通っています(農業大学校についての詳細はまた別の記事で紹介しますね)。
1年間のカリキュラムとしては、月・水・金が農業実習、火・木が学生と一緒に講義を聴講。農業実習では、季節ごとに異なる野菜を数十種類育てているので、畝づくりから種まき、定植、栽培管理、収穫・出荷調整作業まで一連の流れを学んでいきます。
農業実習のとある1日のスケジュールはこんな感じ。
8:50-10:00:小松菜、白菜、キャベツ収穫、出荷調整
10:00-10:30:じゃがいもの出荷調整
10:40-12:00:玉ねぎ定植地の堆肥・肥料の施肥、じゃがいも収穫、マルチ片付け
12:00-13:00:お昼休憩
13:00-14:30:マルチ張り、マルチャーで畝立て
14:30-16:10:玉ねぎ定植(約3,000本)
基本的に午前中は収穫作業から始まり、収穫が終わったら野菜を出荷できるように調整を行い、袋詰めをしていきます。
収穫、出荷調整が終わってから、畝の整地やマルチ張り、定植をすることもあれば、種を蒔いたり、病気や虫から守るために農薬を散布したり、間引きをしたり、灌水をしたり、除草をしたり。
その季節や育てる野菜によっても管理方法が違うので、毎日違う作業をしています。最近は、自分の圃場を持たせてもらい、そこで6品目くらいの野菜を育てているので、これから収穫、出荷調整を行う予定です。
学べる部分や参考になる部分もある一方で、本当に現場ではこんな形で進めているのかなと疑問に思うこともあるので、独立後のことを考えると農家さんの元で研修をした方がより知識や技術を身につけられるのではないかなと思います。
農業大学校での研修もあと2ヶ月ちょっと。
就農までの残り期間に少しでも学びを得られるようにスキルを身につけていきます。
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