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メロディ未完成でも、ウグイスの声は美しい

こんにちは、オカヤマカナエです。

油断するとあっという間に時間が過ぎていきますね。
またしばらく「静」の時間になりそうですが、皆さんはどう過ごされますか?

私は、部屋でゆっくりする時間が多くなりそうです。
というのも、この時期、自分の部屋にいるのが好きなんです。

毎年この時期、近くの森で一所懸命歌っているウグイスの声が響いています。静かなお昼の時間帯、その声だけが響き渡る空間がお気に入りです。

個体差はあるかもしれませんが、うちの部屋に響くのは3月は聞き慣れているメロディの輪郭まで到達、4月は「惜しい!」ところまで来ます。練習を重ね7月初めには美しい歌が響きます。

タイトル写真がウグイス。声はよく聞くけど実際に見たことはないかもしれません(あれ?思ったより地味?って方は、もしかしたらメジロと間違えてるのかも)。

そんな一所懸命邁進しているウグイスの歌声を聴きながら、
実は先日、残念で悔しい情けない気持ちになっていました。

悲しいことに、前回書いていた試験結果が【不合格】の通知で返ってきたからです。

結果確認後、1分後には次回試験の申し込みをした私。これを言うと、『気持ち切り換えるの早いね!』と言われるんですが、全くの逆で、ネガティブな気持ちを引きづりがちで、パッと気持ちを切り替えるのがとても苦手です。自分の気持ちと向き合うと切り替えが難しくなるので、その前にまずは前進する行動を自動的にできるよう準備していただけなんです。

今回の試験は【やってしまった...感】が試験終了と共にあったので、合格した時と不合格になった時、どちらの心の準備もしていました。

ともあれ、僅かながらに灯っていた小さい希望の火がフッと消えてしまう時は悲しいです。
振り返ると、ダメな部分など反省点はいくつも出てきます。が、どうでもいいやと挑戦したわけではないので、やっぱり悔しい気持ちはあります。

なぜか職人的な思考で、完成された状態でなければいけない!と思ってしまう癖があるんですが、この数日もその気持ちに苛まれていました。

実務してるのに、試験に落ちるなんて...

と、正直自分自身にがっかりでした。

でも、ふと部屋でウグイスの声を聴いていると、人前に未完成のまま飛び出すことは悪いことではないなと、(ウグイスさんには大変失礼な言い方で申し訳ないけれど)思ってきました。

メロディが未完成でも、歌っているのは「ウグイス」です。どんどん上達はしていますが、初めから声そのものは美しいです。『きちっと正確に歌えるまで、俺はウグイスとは認めねぇ!!』とおっしゃる方に私は出会ったことがありません。

と思うと、自然界でさえそうなのだから、私が完成に到達するなんておこがましい。

むしろ未完成の連続であるのが私であるし、今回のこともその1つに過ぎないでしょう。

医師や弁護士など免許がないと実務を行ってはいけない資格もありますが、私の場合は幸いなことにそうではないので、仕事は変わらずに続けられます。『試験受けて一発合格します!』と宣言した人に「予定変更で延期になりました」と報告するのが恥ずかしい...というだけで済みます笑

人の発達や人生に関わりますので、試験に合格したとしても日々さまざまなことを学び続けることが必須で、よく考えると完成することはありません。

その中でも失敗や挫折、落ち込んだ経験は大きな糧となり、他の方への気づきに繋がっていくので、この不合格の事実と、今感じている悲しくて悔しい気持ちも全部丸ごとOK!!誰かの役に立つための経験♪と捉え直すことができました。(早速、試験対策講座を組み立てようとしている仲間に、被験者として利用してもらうよう頼んできました😉 )

という内省と、結果報告した弟からの言葉に励まされたので、次回頑張ります!

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以上、自分のモヤモヤをまとめる回でした。

試験の振り返りをまた書こうと思います!それでは、また。

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