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閉経カウントダウン

50代前半、そろそろである。若い頃は生理はさっさと上がればいいとずっと思ってた。子どもなんか産まないから子宮を取ってしまいたい、とさえ思っていた。
・生理前の情緒不安定・切れやすさ
・生理中の頭痛・腹痛・だるさ・モレの恐怖
どれ一つとって心地よかったり好きなものはなかった。生理用品にかかる理不尽な出費には怒りさえ覚えた。

そんな私は、後1ヵ月生理が来なければ閉経である。
閉経とは生涯における生理終了のこと。定義は1年間生理がないこと
永遠に生理とはおさらばするのである。
若い頃は待ち望んだ生理の終了、いざその年齢になると一抹のさみしさを感じないでもない。

39年間続いた生理。私は子どもを産まなかったから中断はなかった。30歳半ばから避妊のためにピルを飲むようになって、生理も生理痛もかなり楽になったので、他人よりは軽い生理ライフだったかもしれない。

なんなんだろうか、いまのこの気持ち。若い頃の私には意味不明だろうな。
人生のワンステージが確実に終わるという感覚。生理を卒業するという表現が一番しっくりくる。

しかし、閉経しても更年期は続く。更年期は閉経の前後5年ずつを指す。まだ、半分なのか。このホットフラッシュどうにかしてほしい。私はもともとうつ病患者なのでメンタルの波には薬で先手を打っているが、それでもイライラはする。これははやく終わって欲しい。疲れる、とにかく疲れる。

女だけ生理があり(妊娠出産して)更年期まである。生き物として女だけ損していないか! 不公平じゃないか!
とやり場のない怒りを書いてこの記事を終わりとする。

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紬 余話(つむぎよわ)
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