【読書レビュー】「技術書」の読書術
システムエンジニアとして働き始めた。
もっとスキルアップしたい!
スキルアップのために技術書を買ってみたけど、
なかなか読み進めれない・・・
仕事で一つのプログラミング言語ばかり使ってるけど、
いまいちスキルが上がった気がしない・・・
そんな方に、おすすめの本がありますので、紹介します!
本書はかなり幅広い内容に触れているので、
この記事に記載しきれていないことがたくさんあります。
ぜひ一度、ご自身で手に取ってみて下さい!
数あるおすすめの記載から、
私が特に使えると思った内容をピックアップしてみました!
それでは、紹介して行きます!
■無理に読み切らない
技術書って高いですよね・・・。
私のお小遣いの大半を持っていかれます・・・(苦笑)
せっかく高いお金払って買った本。
ついつい読み切らなきゃ!!という気分になりますよね。
だけど、読書にかける時間 に、ゲームをしたり、友達と遊んだり
その時間を使って他のことが出来るってことを考える必要があります。
今の自分の能力に合わない、相性が合わない本に時間をかけても、時間ばかりかかってしまいます。
そして、ここからが大事な話ですが、、
実はその本は、”今”、自分には合わないだけで
将来的には読めるかもしれないのです。
無理に”今”その本に時間かけるのではなく、
少し間を空けてから読み返すのも一つの選択肢です。
■何度も、同じ本を読む
この筆者は少なくとも3回は同じ本を読むように勧めています。
え?3回も??
って気分になるでしょうが、
実はそんなに難しいことは書いてないので、ご安心ください。
ざっと流れは以下の感じです。
・1度目はざっと流し読み
→300ページの本を一時間で読み切るくらいのスピードで目を通す
・2度目は手を動かしながら
→1度目を読んで、もう少し詳しく読んでみたいと 思う箇所について
手を動かしながら読む。
例えば、実際プログラムを書いてみたり、
サーバーの構築などを実際に行う
”手を動かす”この作業が必須
・3度目は それを記録して読む
→その本で注目したいポイントを自分で整理する
2度目の読書で、実際に手を動かしたとき、
自分がどんなところで詰まったのか?
どうやって解決したのか?
その手順を書いておく
その時に自分の意見を書いておくのがお勧めです
分厚い本を何度も読み直す訳ではなく、
自分が気になるところを精読し、整理する。
これが大事みたいですね。
■プログラミングを学ぶコツ①
プログラミングの技術書を読む時は、
学ぶゴールを意識する
これが大事です。
基本的には、自分の必要な箇所を読めばOK
その上で本を読む時は作りたいものをイメージして全体をざっと目を通す。
その中で、こんなことも出来るんだーって読み進めながら、自分が作りたいプログラムにどう活かせるか想像してみると新たな発見があります!
実際、私がアレクサスキルやアプリを作った際、完全初心者でした。
でも作りたいサービスのイメージがあったので、こんな機能作るにはどうすればいいか?
って観点で技術書を読み漁ってました。このやり方、おすすめです。
■プログラミングを学ぶコツ②
続いて、さらにスキルを上げたい方におすすめの勉強法です。
それが、複数のプログラミング言語を
比べながら読む
です。
どういうことか、というと。
まずは一つ目のプログラミング言語を
しっかり学ぶ。
しっかり学んで、
一つの言語で動くものを作れるようになる。
これが最も重要で実際に仕事に役立つレベルのものを作れるようになることを最初は目指しましょう。
一つ目ができるようになったら、次に目指すのは複数のプログラミング言語を使えるようになること 。
毎年で 二つみっつとプログラミングを学んでいくと一つのプログラミング言語では得られなかった知識が得られます。
複数言語を選ぶコツとしては、
二つ目のプログラミング言語を選ぶ時は、
最初に 学んだ言語に似た言語を
三つ目は違う種類の言語を
選択していくと、得られるものが多いです!
■プログラミングコツ③
綺麗なコードを書こうとして、結局捗らなかった。
そんな経験あると思います。
プログラミングを学んでいるときは 良いコードを書くことより、とにかく動くコードを書く。
これが重要と言ってます。
そして、一つコードが書けたら、同じ結果となるコードを複数の実装してみる
これがスキルアップの秘訣と言ってます。
私も仕事で初心者にプログラミングを教える時、
ある課題をクリアしたら、その課題を違う実装で実現してもらうよう、お願いしてます。
そうすることで、いざ自分でシステム設計する時、選択肢が増えるんですよ。
短時間で、安全に対応するには?
そういう時に、切れるカードは一つでも多い方が良いですよね!
■一点突破読書法
一点突破読書法とは特定の分野の本を複数冊揃えて集中的に読書するという方法です。
最低でも同じ分野で20冊以上本を読んで得意分野とする。
そして、複数の得意分野を作ってオンリーワンを目指す
ってことです。
流れとしては
特定分野の本を20冊前後読むそして
→社内一を目指す
本や論文を読み漁る
→第一線に追いつく
次の分野の20冊を読む
一点突破読書法のポイントは
一冊を精読すること
そして、
それをしっかりアウトプットすること
これにより、
得意分野を作っていくことが出来ると
筆者は言っています。
■感想
この本にもっと若い頃から出会っていたかったなー。
ってのが率直な感想です。
20代の頃カッコつけて、難しいビジネス書を何冊も買って
結局読み進められなかった。。
でも、30代になって久しぶりに読んだら、めちゃくちゃこの本いい本じゃん!?!?
って経験を何度もしてきました。
なので、さっと全体に目を通して、半分以上分からない(分からなさすぎる)or半分以上わかる(分かりすぎる)本なら
今の自分には合っていないと割り切って次にいくのが大事ですね。
また、一点突破読書法については、ホリエモンが語る「100万分の1」の人材になる方法にも繋がる読書法なのではないでしょうか。
似たような記載は他の本でも見つけることはありましたが、
「第一線に追いつく」って発想と、そのためには20冊以上の読書&論文を読むという、具体的な数字、行動内容に落とし込まれていたのが、行動目標としてわかりやすくてよかったなと思いました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事が、読んでくださった方の
何かを掴むきっかけになれば幸いです。