宿泊型産後ケア利用記録 〜スワンレディースクリニック〜
自治体の産後ケア事業を利用して、宿泊型産後ケアでスワンレディースクリニックに一泊二日入院しました。
私にとっては初めての産後ケア利用で、生後2ヶ月目前というタイミングで利用しました。
選んだ理由
家からのアクセスのよさにつきます。
まだ近所のお散歩くらいしかしていなかった時期なので、いきなり公共交通機関で長時間のお出かけは避けたいところ。
なお、SNS等でスワンレディースクリニックの産後ケアの口コミを調べると結構不安になるようなものが多く出てきます。。
産後で注意力が落ちていたからか予約前は口コミを見ておらず、予約後に初めてマイナスな口コミをごろごろ見かけてしまい利用前はかなり不安でいっぱいでした。予約後に悩むくらいならちゃんと見ておけばよかったーーとここはかなり反省ポイントです。
利用までの流れと費用
電話予約で、
・日程調整+チェックイン時間選択(9:15 or 13:15)
・費用、持ち物等について説明を受ける
といった流れでした。
費用は計12400円で以下が内訳です。
・利用料:自治体の助成で1日5000円×2日分=1万円
・産後ケアセット:1日1200円×2日分=2400円
産後ケアセットは滞在中のパジャマやおむつ・ミルクなどの一式で、スワン以外で分娩した人は必須とのこと。予約時に説明されます。
自治体の助成を使う場合は現金支払いのみで、チェックイン時に先に支払う形でした。
なお、利用前日に予定通り利用する旨電話する必要があり、そこは少し面倒。
持ち物
施設HPに施設で用意されているものと持ち物が載っていますが、身の回りのものについてはほとんど揃っているのがかなりありがたい点でした。
ママの身の回りのものも、スキンケア用品は流石にないかと思い持参しましたがお風呂に用意がありました。
ちなみに産後ケアセットに「生理用品」とあり生理用ナプキンかと思っていましたが、実際には大きめの産褥パッドしかないそうなので注意が必要。
とはいえ入院中の外出が可能なので、いざとなれば近くのスーパーや薬局で足りないものを買うこともできます。なんならユニクロもある。
部屋
グレードアップしないとかなりコンパクトです。これは予約の際にも案内があります。
私が利用した部屋は感覚的には5畳くらい、天井が高いのでそこまで狭苦しくありませんでした。トイレとシャワーは共用です。
ネットの口コミで「天井の高い部屋は電波が悪い」というものがあり、その部屋にあたったようでした。案の定電波が悪く、これが滞在中一番の困りごとに。
大人用のベッドはよくある病院のリクライニングするものではなく普通のベッドです。枕元にコンセントの口があるのでごろごろしながら充電可能。
部屋には小型の卓上加湿器があります。
ハンガーの用意はなく、ひっかけられそうな建具もないので荷物や衣服はベビーベッドの下など限られたスペースに置くことになります。
大人の冬服は結構置き場に困りそう。
過ごし方
スワンでは滞在中の外出が可能なことが他の施設でなかなか無い特色だと思います。
私もこの機会に出産後初めて美容室に行く予定を入れ、3時間半ほど外出しました。久々に1人で電車に乗ってお出かけするのはかなりのリフレッシュに。
こちらに入院したのは産後2ヶ月目前というタイミング。常に眠い・腰が痛いでとにかく休みたい、一息つきたいというときでした。
しかし、別記事でも書いた通りあまり預けるとダメな母親なんじゃないか…という不安が拭えず。
また私自身が子どもと離れるのが寂しい…という気持ちが湧いてきてしまい、結果休みたいんだかよくわからない過ごし方に。
【1日目】
15時まで 母子同室
15〜24時 母子別室、泣いたら連れて来てもらい授乳
24〜翌6時 完全預かりでミルクもお任せ
【2日目】
外出中以外 母子同室
ただ、予想外にたくさん休めることになりました。
なぜなら、部屋の内線が繋がりづらかったからかほとんど授乳コールが鳴らなかったから…
別室になってからなかなか母乳コールがなく、気になって内線を見たら「ケンガイ」と表示されていてビックリ。
何度も電話して状況確認するのは申し訳ないかな…と遠慮してしまい、連絡ない時は休みをもらったと思うことにしました。
内線通じないのはどうにかしてほしい😰
ご飯は事前に聞いていた通り豪華でボリュームもありました。野菜もたっぷりで罪悪感はありません!
宿泊型産後ケア自体はすごくありがたく、休息も食事もしっかり取れて最高でした。
わがままかもしれませんが、以下は私が感じた良かった点・いまいちだった点です。
<良かった点>
・食事の豪華さ
→外食もなかなかできないので、レストランばりの豪華な食事は久々で嬉しかったです。
・少ない荷物で利用できる
→子どもとの外出に不慣れな時期なので荷物少ないのは本当にありがたい。
<悪かった点>
・内線が通じづらく助産師さんと連絡をとりづらい
→全部屋ではないと思うので、あくまでそういう部屋があるということで。がっつり子を預けて休む分にはあまり問題ないですが、母子同室でミルクを貰いたい時などは不便になると思います。
・予約時に母乳相談も利用理由に挙げていたが、特にケアが無かった
→到着後に相談したい旨を改めて口頭で伝えなかったからかもしれません(内線通じづらい件があり相談どころじゃなかった…)が、相談したい場合は待ちではなく自ら助産師さんに声をかけるのが確実です。
初めての宿泊型産後ケア利用かつ子を預けるのも初めてだったので少し神経質になっていたかもしれませんが、夜間まとまって睡眠を取れた上に久々に一人での外出時間も取れてすごくリフレッシュになりました。
日々ご機嫌でいるには睡眠と栄養が大事なんだなと実感しつつ、どうすればその2つを確保できるんだーーと迷いの森に入りながら帰路に着くのでした。
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