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「子どもたちを考える人に育てよう」 父が息子に語る哲学の書と高校野球の監督

世界中の子どもたちをワクワクさせる!
メンタルプロコーチの津村柾広(つむちゃん)です👍

今年の夏の甲子園大会、熱戦に次ぐ熱戦で、とても面白い大会でしたね!
特に決勝戦の京都国際と関東一高の戦いは、ドラマのような展開でした。
延長タイブレーク10回裏、京都国際の投手のメンタルって?
あの場面を投げ切った彼のお話をじっくり聴いてみたいですね〜。

さて、今年は「甲子園100周年」ということで、
テレビ中継の合間に過去の名勝負の映像がたくさん流れていました。
実は私、その映像を見ながら、思わず呟いてしまいました。

「昔の監督たちの顔、怖いな〜〜〜〜」

昭和の監督はもちろんですが、平成時代の監督たちも怖いです(笑)
そして、選手たちに対する態度もなんだか偉そうで上から目線に見えました。
ベンチ内で選手に指示を与えている姿は、完全に命令口調なのがわかります。

そういう時代だったんですね。
私も時代の体現者の一人だからよくわかります・・・。


『父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書』という本を読みました。
スコット・ハーショヴィッツさんという哲学博士が書いた本ですが、
いわゆる哲学書とは違って、とても読みやすくて面白い本です。

本の構成は、スコットさんのお子さんの素朴な疑問から対話が始まる展開です。
子どもたちは好奇心がエネルギー源、暮らしのあらゆる部分に疑問を持ちます。
子どもたちの「なぜ?」「どうして?」に四苦八苦した経験はありせんか?

私も5歳だった息子から
「なぜ男はつらいの?」と訊かれて答えに窮したことがあります。
たまたま、テレビで寅さんの「男はつらいよ」が話題になっていて、
息子にしたら「本当に男はつらいのだろうか?」と心配になったのでしょうね。
その時は、「顔で笑って心で泣いて」なんて色々説明しましたが、
ピンと来ていないようでした。

『父が息子に語る哲学の書』の最後に、スコットさんがこう語っています。
「子どもたちを考える人に育てるのが、この本の目的です」と。
「考える人」とは「疑問を持つ人」。
つまり、従順ではない人を育てようということです。

従順さは、親にとって、とても便利なものです。
「親のいうことをよく聞く子」は扱いやすくて安心できる良い子かもしれません。学校でも「先生のいうことをよく聞く子」は、高評価をもらうはずです。

昭和〜平成の高校野球では、監督の指示に直立不動で「ハイ!」と返事する姿を
美しいとされ、高校生らしいとまで言われ、若者の模範とされていました。

自律と自立。人を育てる最終目標は変わりません。
家庭でも、学校でも、野球でも、企業でも、自律と自立が求められています。
そのために、従順さより疑問を持つ子どもたちを育てる必要がありそうですね。

高校野球の監督たちも、気づいている人が増えていると思います。
怖い顔で命令するよりも、笑顔で対話した方が選手が上達しますよね👍


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