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詩「願うとき」

スカートのまま展開図にされて
どうしよう、と言えないままに
あなたの焦燥を分かりたい

無垢材の家具に執拗に並べた
わたしのだめさ加減を
あなたの表皮で拒否してほしい

バンドエイドのうち側のようなずるずるが
あらゆる数式の間隙に詰まり
わたしたち という言葉は
ひどく遠くに置かれていた

水っぽい待合室に待ち合って遠さはぜんぶ言い訳だった

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