連作短歌つめあわせ4
短歌を悲しみのポーズにしない、短歌を戦いの道具にしない、でも、短歌で悲しみも戦いも見つめる、ときの矛盾を思う。まあ、浅学でうまくやれないからこそ続けられている気もしている。同極の磁石が反発するとき、磁石と磁石の間にほわ〜、ほわ〜、となにかが溜まる感覚がある。あの、ほわほわしたやつを、短歌で、私は、やっているんだろうな。やりたいんだろうな。
SとNがバチンとひっついて、矛盾なくすっきりとしたら、それは言葉でやらなくても分かることだ。不完全で信用ならない言葉で、定型という狭さで、