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瀬戸ツクルスクール&瀬戸プラクティカルカレッジ見学記 4人目
2024年11月14日(木)に上越から5名の大学院生が見学に来てくれました。それぞれの振り返りです。4人目です。
見学記4
〈ツクルスクールで子どもたちを見て、一尾さんと話して〉
ツクルスクールでは、子どもたちはひたすらコミュニケーションしている。
一尾さん曰く、非構成的な、守られていないコミュニケーション。
このようなコミュニケーションの中で、子どもたちは逞しくなっていく。
コミュニケーションの量が多ければ、一回のリスクが低くなる。
よって、失敗したとしても傷は小さく、何度でもやり直す機会がある。
これがたまにしかなければ、リスクは大きくなり、傷は大きくなり、コミュニケーションをとること自体に躊躇が生まれる。
私が観測した範囲の高校生たちは、コミュニケーションをとるメリットよりも、デメリットを優先しがちなように思う。
こちらが繋がないと、安心して話しかけられないように見える。
何事も質より量が大事。コミュニケーションも然り。
翻って、学校ではどの程度コミュニケーションの量を確保しているだろうか。
しかもできるだけ非構成的な。
私が高校生だった時は、喋るのは休み時間と放課後の部活動ぐらい。しかも特定の人だけと。現状もそれほど変わっていないように見える。
〈プラカレに参加して〉
プラカレでは濃い3時間を過ごした。NP(ネガ・ポジ)日記、『リフレクション』(熊平美香)読み合わせ&実践、SDGs調べ学習とテンポよく進んでいった。どれも内容が濃く、ヘトヘトになった。
プラカレ生は、感情を言語化し、音読をすらすらこなし、自分の意見を述べ、人の話を体を向けて聞き、調べたことをパワーポイントにまとめ、他者に伝えていた。素直に、立派だなぁと感じた。
〈終わりに〉
ツクルスクールに行き、改めて子どもの一生涯の幸せを保障するとはどういうことか、どうすべきか。公立学校の役割とは何か、日々の授業で、学校教育活動でできることは何か。学校の外でやるべきことは何かを考えさせられた。
プラカレ生の今後が非常に気になるところである。
一日受け入れてくださり、お話ししてくださり、ありがとうございました。