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つくねは初めて本を読んだ。

22歳です

この歳で

「本を読んだことがない」

と言うと驚かれます

あ、教科書などの類は含めていません


本の魅力を、

今までたくさんの人に教えてもらいました

本を読むとどうなるか教えてもらいました

「賢くなる」「豊かになる」「選択肢が広がる」

いいことが、たくさんでした


しかしつくねにとって本は

かたく、難しく

苦手意識が強いものでありました


自分の、本を読み進めていくあまりの遅さに

落ち込んでしまうのではないか

途中で飽きて、

本が無駄になってしまうのではないか

などの理由により、

本を避けた人生を送ってきました


ではどうしてこのたび、

本を読みたくなり、

買うまでに至ったかといいますと

Twitterでみかけたある本の1ページが

とても魅力的で、

もっと読みたいという衝動に駆られたからです

バイト終わりに、本屋に駆け込み

その人の本を夢中で探しました

本屋に1人でいるつくね。

本をワクワクしながら探しているつくね。

そこには新しいつくねがいて、

そしてなんだかつくねじゃないみたいで、

おかしかったです

それは有名な本で、

「心が軽くなる100の習慣」

が書かれている本です


つくねはやっぱり読むのが遅いので、

まだ半分終わっていません

遅いなあと落ち込んでいました

そこで私は仲良しの、

本が大好きなねぎまくんに

相談しました

ねぎまくんはいいました

「僕も読むの遅いよ。

本を読むのに速さは必要ないよ。」

そうかそうか

気にせずゆっくり読んでいくことにしました


ねぎまくんとは、

何度か本屋に行ったことがあります

本が好きなねぎまくんに

ただついていっただけですが

ねぎまくんは頭が良く、

よく本の話をしてくれます

この著者は〜あの本は〜

本に興味のないつくねは

少しすっぽかして聞いていたかもしれません

ごめんねねぎまくん


本を読みすすめていくうちに

興奮が抑えられなくなり

ねぎまくんにたくさんお話をしました

「このページのこの言葉

すごくつくねのこと言ってるみたいだ」

「この本はとても面白かったから、

次会うときにぜひ読んでくれ」


明日会うので、

それまでに読み終えておこうと思いました

いつでも開けるように持ってな、と言われました

人生の教科書のようで素敵だと思いました


あと、電車で本を読んでいる人を見かけると

頭が良さそうでかっこいいなと思っていたので

つくねも電車で本を開こうと思います


素敵な本に出会えた

つくねは今日も幸せだ

おやすみなさい










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