「つくね、気づけば二ヶ月のご無沙汰だった」の話
久しぶりに本屋さんに寄った。
本屋さんが縁遠くなっていた。
(そういや……こないだ本屋さんに来た時も何も買わずに帰ったな……)
今買っても……
ツシマが気になって落ち着いて読めんだろう。
そう考えての事であった。
ところが先日。
(あっ!最新巻が出とる!)
これは買わねばなるまい……
手に取りレジへ。
衝撃の事実に気づく。
(私……二ヶ月半も漫画を買ってない!)
この10年、いやもっとか。
二ヶ月半もの間、漫画を一冊も買ってない事などなかった。
(どんだけゴーストオブツシマにハマってたんだ……)
はー……
そんなつくねを現世に呼び戻した奇跡の二冊。
この7巻でつくねは……
まさかの展開に驚きを隠せない!
⚠ネタバレあります⚠
あの笙野がええ感じの女性とええ感じに?
あの田中さんが三好さんとええ感じに?
あの朱里が小西とええ感じに?
キャーキャー!
コイツは楽しくなってきやがった!
田中さんと三好さんのカップルが意外過ぎて!
大丈夫か、田中さん!
三好さんは……
色々チャラくて緩そうだぞ?
今回、そんな三好さんの過去の結婚話が出て
(はっはーん……三好さんも色々あったのね)
ってなる。
でも小西はなー……
女性のこと、女とか言うヤツじゃしなー。
「こないだすげぇスカート短い女が歩いてて……見たらババァなの、ドン引き」
↑
1巻にて出てきて早々、最悪の小西。
そんなお前にドン引きだ。
この世の女性の半数を敵に回す覚悟出来てんだろうなと。
と思ってたけど……
(今もそれは変わらんけど)
この巻読んで……
小西!
テメーは割と頼りになるヤツだな!
田中さんが言ってたからな!
私もお前を信じて朱里を託すとしよう!!
で、まあこの辺りで三好さんと田中さんが付き合うって事は……
最終的には笙野と田中さんがくっつく感じって事よな?
ワーイ!
ドラマも始まって……
スゴく面白いんですよ、コレがまた。
田中さんが田中さん過ぎるし……
小西が……
男前過ぎる。
くくりで言えばBLなんだろうけど、熱海君の恋はいつも一報通行の、恋未満といった風で、密かに始まって密やかに終わるんだ……
特に事件が起こる訳でもなく……
(熱海くんにとっては事件なのか)
熱海くんが前の席の、出口も入り口もない迷路を書き続ける辻くんと仲良くなったり……
仲よくなったひとつ年上の足立さんを好きになってうっかり告白してフラレたり。
足立さんのウチに週一でご飯を食べに行くんじゃけど……足立家のお母さんとお姉さんとの会話が面白くて。
元気がない熱海くんに色々話しかけるお母さんとお姉さん。
「全然大したことちゃうんですけど……本屋で同じ学校の人に話しかけられて……」
と熱海くんが話し出すと
「そっか……最悪やな」
とお姉さん。
「いや、早いって」
ツッコむ足立さん。
一事が万事こんな感じで……
ゆる面白いんですよ。
そのうちドラマになる事だろう。