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「ケイゾク実験室」体験レポート


はじめに

一カ月間、ケイゾク実験室にお世話になりました。ケイゾク実験室とは、「何か継続させたい習慣を持ちたい人のお手伝い」「結果にコミットするのではなく、過程をリサーチするためのプログラム」です。

自分で書いているとよくわからなくなってしまうのですが、研究者が知りたいことは「継続できないと感じた状況や心境の変化」なんだそう。「私にとっての継続できないポイントって何だろう」と、何かを継続させたいことよりも、それを知ることの方が楽しみだったように思います。

今回は、オンラインサロンの立ち上げから運営まで、一カ月間サポートしてもらいました。週1回のオンライン面談、週1~2回テキストでのやりとり。オンラインサロンの趣旨、概要、価格設定、セミナーの流れなど、とにかく「続ける」ことを目標に相談に乗ってもらっていたように思います。

1.他人の視座

「セミナーを1時間するとなるとスライド作成にも力をいれなければならない。それじゃあ燃え尽きてしまって翌月セミナーができない気がします」
「15分プレゼンして、15分ワーク。残り30分は交流会にしてみたらどうですか」
「それならできそうです」

などと、どうやったら継続できそうか、ハードルを下げていってもらいました。ハードルを下げるって、案外自分ではできないものです。人は自然と目標を高く設定しがちです。

そして、どうしても「できるか」「できないか」の二極化の考えになってしまう。工夫しようとしても何をどう工夫を凝らせばいいのか、新しいことを始めるときにはその術を持ち合わせていないから、とりあえずエンジン全開で始めてしまうか、やっぱり諦めようってなってしまうんですよね。

でも、誰かの声が聞けるというのは、アクセルにもなるしブレーキにもなります。継続には幅広い視野が必要で、そのためには他人の視座が必要になってくるのではないかと考察しています。

2.続けられない=苦手をなんとかしようとする

そして、自分に対して「続けられないポイント」にアンテナが立つようになりました。私はものごとを続けられなくても特別悲観したことはありません。けれども続けられなかったことはある種、挫折経験として記憶に刻まれるようにも捉えられるので、できれば「続けられなかったこと」は少ない方がいい。

私にとっての続けられないポイントは「苦手なこと」が降りかかってきたときでした。今回動画撮影をしたときに「これ、編集した方がいいかな」と動画編集アプリを探し始めました。けれどもその瞬間、一気に「続けられない」という気持ちが頭の中を占領。私はPCでの作業を不得意としているからです。これに時間をかけたら挫けそうと思いました。

結局編集無しで投稿。でも、これでまた翌月も続けられると思えました。自分にとっての「きつい」だったり「キャパオーバーだな」というラインを再確認。それは、アンテナを立てていたからだと振り返っています。

3.続けるために誰かを頼る

もっとセミナーを和やかにするためにはどうしようか。もっとサロンページを見やすくするためにはどんな工夫が必要か。これから考えなくてはならないことが、ひとつづつ増えていきます。けれども、私はコンテンツを生み出さなければなりません。

運営のことまで考えると、頭の中のスペースや時間が減って作れなくなります。そうなると継続は難しい。ありがたいことに、メンバーで「手伝うよ!」と手をあげてくれる方がいらっしゃり、事務局として協力依頼をしました。同時に、自分は何をして、相手に何を依頼すべきか見えてきました。

それだけでも、だいぶ肩の荷が下りて、作ることに専念ができそうです。早速ミーティングの日時を設定。そこに申し訳なさは感じません。自分も、参加者も方も、事務局さんも、楽しめる環境を作り続けたいという想いが勝るから。続けるために誰かを頼る、その大切さに触れた気がします。

おわりに

頼る場所があったケイゾク実験室に感謝しなければなりません。この1ヶ月突っ走りましたが、「相談する場所がある」と思えただけで、気持ちが楽になりました。

いつも、相談することは相手に負荷をかけることだと、私は躊躇してします。でも、ケイゾク実験室は「継続できない理由が多ければ多いほど自分の執筆活動が加速する」そうなんです。たぶん、相談することで喜んでくれる。だったら、相談しちゃおうと思えたのもよかったなと感じています。

今回私が強く感じたのは「継続は一人では難しい」「誰かの力が必要」ということでしょうか。あくまで、私の研究結果ですが。

これから研究者は研究対象を増やし、事例を集めていきます。どんな研究結果がでるのか、今から楽しみでなりません。続けたくても続けれらないと悩む人の一助となるような本を作ってほしいなと願っております。


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【プロフィール】
築紫悠(つくしはるか)
看護師歴13年 産婦人科・新生児集中治療室・整形外科勤務経験あり。 周産期・周手術期・悪性腫瘍・終末期医療について深く学び、体と心の痛みを抱える患者・家族に寄り添う看護を身に着ける。否定しない指導で後輩育成にも従事。
自分を犠牲にしながら多忙を極めていたが、パートナーの闘病や子育てを通じ「本当の健康とは何か」を学び始め、退職を決意。 現在は家庭に重きを置きながら、オンラインナースとして「頑張りすぎて体と心を壊す人を減らしたい」というビジョンの下活動中。

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