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長崎の話『夏の記憶』について。

『片側の熱量』に比べて売れてない理由の一つに、宣伝量の差がある気がしていて。
その宣伝が少なかった理由は、作品自体に自信がなかったせいもあって。

タイトルの『夏の記憶』のクオリティには特に不安がなかったんですが、
一緒に入れている『遠天(えんてん)』という作品は、自分しか読んでないので、本当に小説になっているのか不安で。

あと、宣伝もしにくくて。『遠天(えんてん)』の内容自体が重めの内容なので、これを全面に押し出すとライトなのを読みたい方には敬遠されるだろうなー、というのもあって。
でも、純文学ブースにいたので、重めのを全面的に出しておけばよかったのかな、と今となっては思うんですけどね。

それで、どうしてこんなのを今書いているかと言えば、『遠天』が小説になっているか問題については、お一方からの感想を頂いて、きちんと小説になっているとようやく思えたからでして。
その方(見ず知らずの通りがかりに買ってくださった方)からも、筆を折るのは勿体ないとのお言葉を頂きました。ありがたや。
ということで、『夏の記憶』の掲示物です。


夏の記憶
遠天

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