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Dynamic Pricingな世界

Dynamic PricingとはWikipediaによるとリアルタイムに価格を変動させる戦略のことをいう。

ダイナミック・プライシング(Dynamic Pricing)とは、同一の商品やサービスの価格を需要と供給の状況に合わせて変動させる価格戦略。 動的価格設定や変動料金制ともいう。

日経トレンディ(雑誌)の未来予測を読んでいたら小売業界でのDynamic Pricingの導入について書かれていた。Dynamic Pricingと言われると、身近なとこではガソリンの価格を思い付く。ガソリンスタンドには電光掲示板があって、日々異なるガソリン価格が表示されている。

(1)ガソリン価格
この2、3年右肩上がりに上昇してきているが、昨年10月頃からは値下がり気味に推移。チャートだけみれば130円まで待って買いたい。


(2)原油の価格
現時点で1バレル44.9ドル(1リットル30.79円)。最近は原油のトレードを全くやっていないけど随分安くなったなと感じる。


原油が44ドルまで下がったのなら、ガソリン価格はもっと下がって良いのでは?と思ってしまう。人件費や電気代、高い時に買った原油在庫の影響もあり、下がったのは直近の材料費の分だけということなんだろう。Dynamic Pricingは既に導入されているが、リアルタイムに原価を反映出来ているわけではないという印象だ。

小売業界でDynamic Pricingと言えば、商品棚に遠隔操作で価格変更可能な電子値札を付けることでリアルタイムな価格更新を行うことが出来る。当初は賞味期限が近くなると値引き価格に更新するといった用途で使われそう。最終的には生産や調達まで連動させてリアルタイムで原価計算して販売価格を表示出来るようになると面白い。

同じコンビニチェーンでも流通の具合によって緑のたぬきに日々の価格差が発生する。コンビニのアプリを開くと、様々なカップラーメンの価格が毎秒で変動している。トレーダーだったら「緑のたぬきが明けの明星になりそうだから、今のうちに大口でロングしておくか」みたいなことをするだろう。生活の中でポジションを持たなくてはいけないなんてポジポジ病の人以外は生きにくい世の中になるね。

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読んで頂きありがとうございます!18/09/11からnoteを書き始めました。ブログを書くのは初めてなので読みづらい点あるかと思いますがよろしくお願いします。