ロシアンブルーと読書 5日目
今日の3冊だわん。
①荻原魚雷「書生の処世」
②松久淳「中級作家入門」
③篠田桃紅「一〇五歳、死ねないのも困るのよ」
今日は生まれてすぐの写真だわん🐶
14冊目 荻原魚雷「書生の処世」
時折、毎日新聞でみかけるこの人のコラムのキレの良さに感心していた。「ひまさえあれば本を読み、ひまがなくても本を読む」で書き始めてられる「女子学生、渡辺京ニに会いに行く」の素敵な書評もこの本にはいっている。魚雷さん、ありがとうございます。
15冊目 松久淳「中級作家入門」
荻原魚雷さんの本に出てきたので、kindleで買ってその場で読んでしまった。こういう時、電子書籍の凄さを痛感する。
さすがの文体で、あっという間に読んでしまった。おもしろかった。個人的な教訓は、とにかく「締め切りは守る」。
16冊目 篠田桃紅「一〇五歳、死ねないのも困るのよ」
といいながら、今年一〇七歳で亡くなった。いまさらながら篠田桃紅にハマり、出身地岐阜まで足を運び、展覧会に行き、本もほとんど読んだ。彼女のきもの姿こそが憧れ、と思い、きもの雑誌の連載までヤフオクとかメルカリで買い集めてしまった。
作品も、生涯も、示唆と励ましに満ちている。生きるって素晴らしい。