作品の耐久性ってどうなん?
おはようございます。
あっという間に6月を駆け抜けそう(最近、走ったことないから駆け抜けられるか若干心配)
ツキのカケラ、森藤です。
タイトルに貼ったフルーツ画像は偽物です。粘土製です。
今日は、私の販売作品・・・柑橘系フルーツのことについて、少し書こうと思います。
最初に・・・
こちら、ツキのカケラの代表作と言っても過言ではない「飾り切りフルーツのアクセサリー」
シリーズ化してます。こちらはライムの耳飾り。
これも勿論粘土ね。スワロが揺れたり、もう片方は果汁が たら〜りしてたり。素敵ね(笑)
耳飾りなので、長時間つけていても耳の負担にならないように軽くしたいから、極力薄く仕上げてます。
ご購入されたお客様から「すごく薄くてびっくりしました」というレビューをたくさんいただいてます。
せっかくのおしゃれも、耳が痛くなったりしちゃ その楽しさは半減しちゃうもんね。
で。
6月の新作となっているこれ。これも、4種類のフルーツでシリーズ化してます。
こちらのスライスシリーズは、飾り切りシリーズよりフルーツの幅を若干厚く仕上げてます。
これくらいの厚さになってます。
粘土de押しフルーツを作る事から考えたら、これでも厚め。
なぜそうしたのか。
一枚のスライスをハーフカットしたデザインなのでそこまで重さにこだわる必要がないと思ったから。
飾り切りの時は、片耳に一枚のフルーツ。⬆︎こちらは、その1/2。
全て手作業なので、感覚で制作するのですが。果肉を厚くしたおかげで、今まで使っていた丸カンでは入らなくなり、一回り大きな丸カンを購入。自分の指先の感覚に自信が持てました(笑)
この部分ね。。。
もっと言うと。
ここに丸カンではなくて、フルーツの皮表面に垂直に穴を開け ヒートンを刺すデザインもありますが。
私はやりません。
⬇︎(これがヒートンね)
(googleさんより画像お借りしてます)
なぜヒートンを使わないのか。
まず。
フルーツにヒートンをさせる厚みがない(笑)
そこまでフルーツを厚くしちゃうと全然カッコよくない(と、私は感じるので笑)デザイン的に(私的には)NGなのです。
あのデザインは、薄い方がカッコカワイイ!!!
※可愛いとか可愛いくないと思うのは、人それぞれなので。あくまでも私の場合です!
そういうデザインが「好き!」「刺さる!」って方もいらっしゃる(はず)
さらには。
フルーツとヒートンを接着した部分が劣化して、パーツが抜け落ちるパターンがあるから(接着剤はほとんど劣化します)怖くてできない。
これ、お客様からしたら最悪ね。
せっかく気に入って買ったのに。気づいたら、パーツがどこかになくなってた問題。
耐久性。
作家が一番気を使うことのひとつ。
数ある中から、作品を見つけていただき購入してもらう。
1日でも長く愛用してもらいたくないですか?
もし、経年劣化などで壊れちゃっても(愛着があり)捨てられずにしまってある・・・そんな風に思ってもらえたら最高じゃないですか?
ハンドメイド作家として
独りよがりの技術やこだわりなんていらないから。
お客様目線でのこだわり。
デザインは勿論。まず、安心とか耐久性とか。
これからもきちんと考えていきたいと思ってます。
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