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真っ白な時間が積もっていく音 たとえ耳が壊れてたって聴こえる 張りつめた空気が静寂を奏でて…
瞼の向こう側に朝の気配を感じて ゆっくりと今日という白き世界を 受け入れていく準備をはじめ…
記憶の蓋をひらいてウミガメの産卵 ぽろぽろと産み落としてく言葉を 丁寧に文字にして並べてい…
空が青いというだけの真実が完璧すぎて わたしはその完璧さに不安になってしまう 作り物みたい…
小さな夜に鍵をかけて 星たちの行列を眺めていた 瞬くのを待っている 流れるのを待って…
ぽつんぽつんと千切れた雲が散らばっている。 今朝はそんな空だった。 雨が続いていたせいで…
追いかけてくる日常を 立ち止まることなく 振り返ることもなく ひたすらに走り続けていると 道をそれたことにも気づかずに 間違った方向へと 進み続けてしまうことがあるね 気づいたときには 心がすり減ってしまっているの ちょっと勇気を出して 何にもしなくていいよって 立ち止まることを許せたら 来た道を振り返ることができたら 今まで見たこともなかった 優しい景色に出逢うことがあるよ 深まっていく秋の清らかな風を 全身で全細胞で感じながら どうしようもなくちっぽけな わたしのまん
静かに部屋の窓を開けて 今どんな夜を纏っているのか 確かめてみたくなった たった一日だけ、…
わたしはまだ 夢を見ているのかもしれない わたしはまだ 夢を見ていたいのかもしれない そうや…
流行りのK-POPなんかより レッチリとニルヴァーナが好きだった 花柄の可愛いワンピースより グ…
今あなたが見ている真夜中の月は私 今あなたの瞼を照らしている月明かりは私 今あなたに好きっ…
電車の窓に描かれた風景画 線のように後ろへ流れていく 次の駅がどこかもわからない なんとか…
わたしがまだ小さな海月だった頃 世界は青ばかりで優しかったのに 本物の月を見たいなんて言…
本当はわたしぜんぶ知っていたの 電話の相手がだれかってこととか 仕事だって嘘ついた日のこととか 隣にいるあなたがよく見えないの あなたは黒いカラス わたしは黒いウサギ 一緒にはいられない 彼の話をするあなたが幸せそうで 可愛くない意地悪ばかり思いつく もうこれ以上みじめにさせないで 隣にいるはずのあなたを探してる 黒いカラスは群れに帰って 黒いウサギは月に帰れない 恋人ごっこは、もうおしまい 愛しいあなた、もうばいばい 黒 / 月乃 #賑やかし帯 いつきさん、