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会えないまま また季節をひとつ 越えようとしている 水色と桃色が混ざり合う空の下 涙がぽろ…
ふたりという曖昧さ 境界線という曖昧さ それが重要なことだった 答えのないものが好きで 説…
まだ恋というものを知らなかった頃 わかりやすい恋 という詩集を読んで 恋について考えたりし…
そうやっていつも 言葉を使わずに 眼差しだけで わたしを抱きしめる あなたはずるい その度に…
わたしがあなたを思うとき 体じゅうの細胞たちが 好きよ 好きよ と飛び跳ねる あの日 あなた…
空と海の境界線が夜に溶けて 世界がひとつになる 黒い海にうかぶ満月が バニラアイスみたいだ…
白い雲がわたあめみたいに 可愛くてふわふわで繊細で あの日うっかり恋に落ちてしまった 甘くて優しい声の人に会いたくなる そんな日。