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降り頻る
雨に構わず
袖濡らし
うねる水面に
逆らい歩く

僕が支配可能な領域は小さくて狭い。ときどきそんな事実を突きつけられ、目を覆ってしまう。でも、強く有りたいという願望は不変だ。悔しかろうが、恥ずかしかろうが、波立つ自分の感情を置き去りにするつもりで歩まなくては異なる景色を観られない。

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