まだ読んでいない本の紹介をします。
こちらの記事からのインスパイアです。(面白いのでぜひ!)
混沌とした本棚の整理のため&消化への助走のためにも…。
ここ2年くらいの中から何冊かに絞ってご紹介します。
1.『わたしの名は赤』オルハン・パムク
赤色が好きというシンプルな理由でなんとなく手に取ったら、あらすじが面白そうすぎました。
細密画や装飾写本という好きなものが題材な上、トルコ旅行にも行く予定があったのでその前に読もうとしていました。
2.『野生のしっそう』猪瀬浩平
「障害と人類学」という見出しに、丁度最近どちらにも興味があった自分は足を止めてしまいました。タイトルも装丁もすてきです。静かな場所で大事に読みたい。
3.『古代人と夢』西郷信綱
Twitterで流れてきたのか、好きな本屋さんで平積みにされていたのか、どうだったのか忘れてしまったのですが、大学時代の専門にも近いものがあって購入。夢って面白いですよね。わたしはほぼ毎日、非現実的な悪夢(例:空中に浮かんだ白い箱につづくエレベーターに乗っていたら上から人が落ちてくる)を見るのですが、父親の夢日記を見たら似たような悪夢ばかりだったので「夢見って遺伝するのか?」というのが気になっています。
4.『とうもろこし倉の幽霊』R・A・ラファティ
①表紙がかわいかったから ②なぜか夏になると海外小説が読みたくなるから
5.『魔女の宅急便』角野栄子
魔法の文学館に行きたくて、その前に読みたいから。今年は角野さん特集の雑誌や、ドキュメンタリー・エッセイなどお祭りなので、乗るしかない、この波に……。
6.『私はいま自由なの?』リン・スタルㇲベルグ
読むの怖いけど、知りたすぎる内容で……。いい加減大人なので、こういうことを日々の忙しさの隙間で考えていく責任があるとここ数年で思うようになりました。3日前に買ったばかりなのでまだ……まだ……。
7.『パチンコ』ミン・ジン・リー
読みたかったものがいつの間にか文庫本になっている!!!と思って買った。移民の話は今の時代フィクションでも触れたいテーマです。先に母に貸していたので最近返ってきたという言い訳をします。
8.『応答、しつづけよ』ティム・インゴルド
人類学に興味があります(二度目)。本屋さんで立ち読みして、面白そうだったので購入しました。こういう分厚い本は移動時に持っていくのを躊躇するため積まれがちです。
9.『それで君の声はどこにあるんだ?』榎本 空
黒人神学という見慣れない文字の並び、かっこいいタイトルと装丁、読みたいですよね。自分への問いかけがあってそれについて考えてみたいだろうなぁと思う本も、通勤時に持っていくのをつい躊躇ってしまう。己の弱さ……。
10.『芝居の面白さ、教えます 日本編』井上ひさし
教えてほしいじゃないですか……。載っている作品が、軒並み舞台で見たことがないものばかりでとても気になります。買ったのが、ちょうど宮沢賢治を読み返したいなぁと思っていた時期でもあったので、それも理由のひとつでした。海外編もあって、そちらも面白そうです。
11.『UFOの歴史』アダム・オールサッチ・ボードマン
SFに全然興味がない人間です。でも人間が時代を超えて共同で作り上げているフィクションのことが大好きなので、そういう視点でUFOの歴史というものにとても興味がありました。「なにやら空を飛ぶ不明な存在」というものをずっと想像し続けている人類、なんて面白い生き物なのでしょう。わたしは自然に存在するものよりも、人間の作り出したものが好きな傾向にあります。
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キリがないので、今回は以上となります。
改めて見返すと、まだ読んでない理由が分からないくらい面白い本ばかりなので、年内には消化したいという目標をひっそりと掲げて生活しようと思います。
誰かの本棚を覗くのは楽しいので、これを読んだ方もぜひ、積読リストを教えていただければ幸いです。