精神の世界にルールなんて無い。生きるために自分を鼓舞してほしい。
時間が解決してくれる、という言葉をよく聞く。
いろいろな苦労を経験した人ほど、この言葉を言う傾向にある。これは当たり前だ。
なぜなら、「時間」というものは常に経過しているから。
いつ何どきも、時間だけは経過しているので、「時間さえ経てば、落ち着く」という哲学が生まれるのは、必然である。
ただ、この言葉を言われても、「じゃぁ、安心だ」と納得はできない。
この手の提言は「だから何?」という印象を与えるものが多く、特に、若者には響きづらい言葉ではある。
そもそも、この手の提言というのは、「そう思えるかどうか」が重要であり、辛い時期が去ってから「結果的にそうだったよね」と思うことに、ほとんど意味は無い。
「結果的に、時間が解決してくれたな」という経験を繰り返せば、価値はある。
何かあっても、「きっと辛い時期は抜けられる」と信じられるようになるし、二の足を踏まずに新しいことへ挑戦できるようにもなるだろう。
それにしても、やはり僕たちが優先する問題は、「辛い時期をどう乗り越えるか」であり、「時間が解決する」と思い切ることではない気がしてくる。
本当にそう思えるなら良いが、達人でも無い限り中々そうは思えない。
どれだけ時間が解決する、と言われても、今辛いという感情は拭えるものではない。
重要なのは、「辛い状態が無くなることは無い」と諦めることか。
その一方で、「辛いだけの状態が続くわけでもない」という事実をもっと信じてみることだ。
辛い時は、物事を過剰に悪く捉える傾向にある。色々な感情が連鎖的に生まれてしまい、止まらなくなる。
その時、人は忘れようとしたり、別のことに転じようとする。
しかし、そんなことはほとんど不可能で、
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