自衛隊の皆様、有難うございます。そして、よろしくお願いします。
自衛隊は長い間、日陰の存在として耐え忍んで来ました。若い人には想像出来ないかも知れませんが、冷戦時代には、私たちが「自衛隊の皆様、有難うございます。そして、よろしくお願いします。」などと公言する事さえも、大変に勇気の要ることで、大げさに言えば身の危険を感じる事だったのですから、自衛官の皆様の心中はお察し申し上げます。
以下は、引用です。吉田茂氏の言葉だそうです。
「君たちは自衛官在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることもなく自衛隊を終えるかもしれない。ご苦労なことだと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の危機の時か、災害派遣の時とか、国民が困窮している時だけなのだ。
言葉を変えれば、君たちが日蔭者である時の方が、国民や日本は幸せなのだ。一生御苦労なことだと思うが、国家のために忍び耐えてもらいたい。頑張ってくれ。君たちの双肩にかかっているんだ。しっかり頼むよ」
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