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私にとってのnoteを生み出すマシン | 雑記
今から5年前に私は、後に数多くの言葉を生み出す産物を手に入れた。
それは、最早説明不要と云っても過言ではない程の、日本のみならず海外でも名の知られている一台のノートPCである。公式で発表されてから現金一括を投じてすぐに手を出して以来、自分の生活に無くてはならない物として深く定着している。
普段から利用している通販やコミュニケーションツール、それにデータ整理の他、こうして自分の作品や日記なるものを綴る物として、今日を支え続けてくれている。
基本的にPCの耐用年数は、平均で4年とされている。それを5年以上問題なく平気で使用し続けることができれば、元を取ることができたと誇るべきなのだろう。だがそれも、間もなく丸5年を迎えようとしている。
それに伴ってバッテリーの減り具合は勿論のこと、ブラウザやアプリケーション等の応答速度においても、日に日に鈍くなっていく一向である。因みに数ヶ月前から電池残量を確認するたびに、バッテリー修理推奨という警告を表すメッセージが出ている。そのため、いよいよ潮時なのかもしれないとも考えている。
本来ならば、買い替える時期がそろそろ近づいてきている頃合いであり、必要なものと不要なものをうまく吟味し始めたいところだ。しかしながら私自身、すぐに新しい物に切り替えられるほどの余裕を、今現在も持ち合わせていない実情である。
現行で販売されているほぼ同じ型の製品について、ほとんど興味や関心を持っていない…わけではない。むしろ、今後も長く使い続けるアイテムだからこそ、物も購入もどちらにおいて、一つ一つの選択を慎重にならなくてはいけないのだ。
私が現に使用しているノートPCは、インターネットサーフィンや音楽や動画などのエンターテイメントを視聴するといった日常的な使用用途だけでなく、そこから一歩先に或る創作物を構築するといった、非日常を体感できる性能を積んでいる。
その一方で、実はお転婆とも云えるほどの性格の持ち主でもある。新しく導入した段階では、とあるごとにエラーを吐き出したり、勝手に強制終了等を引き起こしていた。というのもあって、一時は売却した方が良いのだろうかと、こちらの頭をさらに悩ませてしまうくらいの問題児でもあった。
ただ、年々のバージョンアップという施しによって、首を傾げるほどの煩わしさは影を潜めてきている。とはいえ、PC自体も消耗品の一つである。使い込めば使い込むほど、前述で挙げた一例のように、あらゆる面において徐々に劣化していくものなのだ。
そして今もなお、一連の出来事を発端に気になり始めてから、一体どこまで持たせることができるかの瀬戸際(?)を見極めている状態である。そこには当然、金銭面というハードルも含まれているが、最も重要なのは、いかに自分に見合ったスペックを使いこなし続けられるか、ということである。
安物買いの銭失いと云うように、極端に費用を抑えたとしても、そこでストレスを感じさせないほどうまく動作しなければ意味がない。かといって宝の持ち腐れとも云われるように、不必要な機能を盛り込んだ高額な物を手にしたとしても、まったく使わなければそれもそれでまた意味がない。
こうした、一連のまとまり切れない悩みというのは、一見したらあまりに贅沢なのかもしれない。なおかつ、今も使用し続けているノートPCが、私にとってのnoteを生み出すマシンと化しているうえでは。
だからこそ、次に自分が選ぶ機種は性能面でも使い勝手でも、しっかりと納得のできるものにしたいと、そう考えるのである。
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