【うつ状態】ドラゴンボールやワンピースから学ぶもの
ドラゴンボールの孫悟空の界王拳。
ワンピースのルフィのギア〇。
これらの技は何倍もの力を発揮できる代わりに、その後大きな反動が来る。
でもこれらの技を発動するときって、
孫悟空やルフィは目の前の敵を倒すことに必死で、
終わった後のことなんて考えていない。
その反動は動物の防衛反応のようなもので当然起こるものだけれど、漫画の場合、己を鍛えることによりその反動を軽減することが描かれている。
ここまで極端ではないにせよ、このようなことは普段の僕らにもあることで、目の前のことを限度を超えて頑張りすぎた場合、その反動は当然にくる。
だから僕らも体力をつけることで、多少なりともこの反動を軽減できたり、
経験値を重ねることで反動が来ることを予測し、技の強弱をつけたりすることを行っているのではないかと思う。
自分の場合、マラソンの勝負レースがそうだった
自分の場合、6月開催のサロマ湖100kmウルトラマラソンがそれに当たり、
6月下旬:勝負レース(意識的に界王拳やギア2を使う)
レース後~7月初旬:高揚感(戦い終わったばかりで、何となく状態の高ぶりが残っている状態)
7~8月:反動で鬱っぽくなる(反動で状態が落ちる)
だから、7~8月はいまいち調子が優れない日が多かったし、大事な予定は極力入れないようにしていた。
意識できている場合は、自分でも認識が出来ているので
「そんなものだろう」
と思えるのでそんなに問題にならなかった。
ちょっときついけど。
問題は感度が鈍っていたり、心と身体の状態が乖離しているとき
でもその感度が鈍っていたり、心と身体の状態が乖離していたりすると、知らず知らずのうちに己の限界を超えていて、無意識に界王拳を使っていたり、ギア2を発動していたりする。
厄介なのは、当然これらの技を使っているのだから、反動がくるのは当たり前なのだが、当の本人は気付いていないということ。
そしてその反動がきたことを、「自分がダメだから」「精神的に弱いから」などとそれがあたかも悪いことのように自戒してしまう。
すると、どんどん自分を追い込み、それが原因となり、鬱病を発症してしまったり、まともに動けない状態になってしまったりする。
人によって体力や精神力は違う
これを認識していないと、
「あの人が大丈夫だったから」
「あの人は大丈夫なのに…なんて自分はダメなんだ…」
などとなる。
そもそも自分と他人では、体力や精神力、器用さや頭の回転速度、
全てにおいて違うので、他人が出来て自分ができないことがあるのは当たり前。
日本の教育は偏差値教育で相対的評価。
特定の分野(勉強や運動など)において他人と比べられる。
無限にある分野のたった幾つかの分野に過ぎないのにね。
この続きはまた機会があったら書こうと思います。