政治講座ⅴ401「西部劇では挑発に乗って銃を先に抜いた者が悪者。」
チキンゲームの始まり。始まり。肝試し・度胸試し。核での恫喝!米国は恫喝の挑発に乗るのか。相手が核を使うのを待っているのが米国であろう。銃を先に抜いた者が悪者。さて、露西亜は先に戦術核なるものを使うのか?
皇紀2682年10月4日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
はじめに
吾輩の個人的な見解であるが、露西亜の核兵器は劣化して使い物にならないと推察している。今回のウクライナ侵攻時に見せた露西亜の兵器の失敗率は60%との報告である。つまり、火薬は5年で劣化すると言われている。その現場がウクライナ侵攻に見せた失敗率60%である。核兵器は火薬を爆発させて中性子を瞬時にウラン235に衝突させて臨界状態を作り出して核爆発を引き起こすのである。そこで、露西亜は劣化した火薬の爆発で臨界状態を作り出せるかというと大変疑問がある。そしてウラン235自体も半減期があり劣化が進むのである。ウラン235に中性子を衝突させて爆発を起こすには精密で緻密な技術力が必要であるのである。原子力発電より緻密な科学技術力が必要である。そして、元々、ウクライナにそのような科学・技術者がいたがソ連の崩壊で霧散したようである。露西亜の本当の目的はウクライナの技術者・科学者の人材獲得が主眼でなかろうかと考えている。劣化した核兵器をかざして恫喝する姿は大変滑稽である。旧ソ連で核兵器の技術力を獲得できたのは、東ドイツにいた科学者の研究開発のお陰である。その研究者がウクライナで核開発や兵器の研究に携わっていいたのであろう。
露西亜はブタペスト覚書を反故にしてウクライナに侵攻したのである。どちらが正しいかは一目瞭然であろう。「ネオナチ」は明らかな因縁であろう。
ロシアと対決すれば破滅…「紛争当事者」避けたい米欧、ウクライナのNATO加盟に慎重
読売新聞 - 昨日 15:16
【ブリュッセル=酒井圭吾、ワシントン=蒔田一彦】ウクライナが9月30日に北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請を発表したものの、ロシアとの武力衝突を回避したい米欧は、紛争当事者になりかねない「ウクライナの早期加盟」を容認しがたいのが実情だ。
ロシアが、ウクライナのNATO接近を口実に侵略を始めた経緯があり、ウクライナは表向き、加盟方針には慎重姿勢を取ってきた。しかし、ウクライナ大統領府によると、水面下ではNATOに加盟申請の意向を再三伝えていた。今回、ロシアに東・南部4州を一方的に併合されたことを契機に方針転換を表明することで、ロシアに屈しない覚悟を示したといえる。
ウクライナの要望に対し、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は30日の記者会見で「欧州の全ての民主国家は加盟の権利を持っており、扉は開かれたままだ」と述べつつも、新規加盟には「加盟30か国全ての同意を得る必要がある」と付け加えた。
現状でウクライナが加盟した場合、NATO加盟国は集団的自衛権に基づいて紛争の当事国となる可能性がある。
NATOは「ロシアと対決すれば、待っているのは破滅」(ストルテンベルグ氏)との慎重な立場は崩していない。
メドベージェフ露前大統領が30日、ウクライナのNATO加盟申請に関し、「第3次世界大戦の開始を早めることになる」とSNSに投稿したのは、NATO側の足元を見透かした上でのけん制と言えそうだ。
ドイツやフランスは元々、ロシアを刺激する加盟国拡大には後ろ向きで、親露国のトルコなどが同意する可能性は低い。NATO加盟には、民主主義や個人の自由のほか、法の支配の確立が条件になっており、米欧には、汚職などが横行してきたウクライナは「条件を満たしていない」(EU関係者)との声も多い。
NATOとしては、6月末の首脳会議で新規加盟を容認し続ける首脳宣言を採択したように、ロシアへの対抗姿勢をアピールする原則論にとどまるほかない。
米国のジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官も30日の会見で、ウクライナの加盟権利を認めながらも、「現在、ウクライナを支援する最善の方法は、実用的な支援を提供することであり、(NATO加盟を巡る)手続きは別の機会に検討すべきことだ」と慎重な姿勢を示した。
ロシア国内で軍指導部への批判噴出、核兵器使用を「提案」する声も
読売新聞 - 12 時間前
ウクライナ侵略を続けるロシアの国内で、反転攻勢を強めるウクライナに対し、核兵器の使用を含めた反撃を求める声が強まっている。ウクライナが2日に東部ドネツク州の要衝リマンの奪還を宣言したことを受け、戦況で劣勢が目立つロシア側はいっそう厳しい状況に追い込まれることになり、今後の対応が注目される。
露国防省はウクライナ側のリマン奪還宣言に先立つ1日、露軍のリマンからの撤退を発表し、ウクライナ軍に奪還を許したことを既に認めていた。
こうした状況を踏まえ、露南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は1日、ロシアが一方的に併合を宣言した東・南部4州の防衛に関し、「思い切った手段が必要だ」と指摘した上で、「国境付近一帯への戒厳令発令や低出力の核兵器の使用」を提案した。
プーチン露大統領は9月30日、4州の併合を宣言した演説で、「我々は自分たちの領土と国民をあらゆる手段で守る」と強調した。カディロフ氏の提案は、プーチン氏が演説どおりに行動するよう求めたものだ。
カディロフ氏が言及した「低出力の核兵器」とは、戦術核兵器と呼ばれるものとみられる。ロシアは約2000発を保有していると推定され、爆発威力はTNT火薬換算で5~数十キロ・トンになる。
ロシアは核兵器の使用基準に「国家存続を脅かす通常兵器による攻撃を受けた場合」を含めている。このため、4州の一つのドネツク州でのウクライナ軍の攻撃が、この基準に該当すると解釈する可能性もある。
カディロフ氏は、リマンを奪還されたことについて、露軍指導部も批判している。制服組トップの露軍参謀総長にリマンが奪還される恐れを指摘したが、聞き入れられなかったという。露軍元高官の下院議員も1日のテレビ番組で、リマンでの部隊増強が不十分だったことを指摘し、露軍内の意思疎通に問題があったと批判した。
【リマン撤退】チェチェン首長が核攻撃を提言 ⇒ 米シンクタンク「注目に値しない」と冷静な理由は?
ハフポスト日本版 - 昨日 14:45
ウクライナ軍が同国東部の要衝「リマン」を奪還したことを受けて、プーチン大統領に近い政治家がSNSで小型核兵器の使用を提言した。ロイター通信などが報じた。
ロシア連邦内にあるチェチェン共和国のカディロフ首長は、同国で一般的なSNS「テレグラム」で10月1日、リマンを防衛していた指揮官を無能だとして、「前線で機関銃を持って戦うべきだ」と痛烈に批判。「個人的な意見」と前置きした上で、「国境地帯での戒厳令の発令や低出力の核兵器の使用まで、より抜本的な対策を講じるべきだ」と主張した。
AFP通信によると、プーチン大統領に忠誠を誓うカディロフ首長は「カディロフツィ」と呼ばれるチェチェン人の民兵組織を率いており、ウクライナ南部マリウポリの攻略にも関与したとされている。
■戦争研究所「カディロフの暴言は特に注目に値しない」
カディロフ氏は、プーチン大統領が部分動員の発表などで核兵器の使用を示唆する中で、足並みを合わせた。核戦争の危機を煽る発言だが、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は10月1日のレポートの中で、「カディロフの暴言は特に注目に値しない」と冷静な反応だった。その理由を以下のように述べている。
カディロフ氏が戦術核(編註:射程距離が短い核兵器)の使用を求めたのは、ウクライナ領土をさらなるロシアの支配下に置く「特別軍事作戦」の継続要求と矛盾している可能性が高い。
現状のロシア軍は、必要な装備を持ち、歴史的にそのための訓練を行ってきたとはいえ、核で汚染された戦場で活動できないことはほぼ確実だ。現在、ロシア地上軍を構成する疲弊した契約兵、急遽動員された予備役、徴兵、傭兵の混沌とした集合体は、(放射線濃度が高い)核環境では機能し得ないだろう。
したがって、ロシアの戦術核兵器の影響を受けた地域はロシア軍にとって通行不能となり、ロシアの進攻を阻む可能性が高い。この点も、ロシアの戦術核使用の可能性を低下させる要因の一つである。
中村逸郎教授 ウクライナの東部要衝奪還、ロシア軍敗走に「プーチン大統領が最後に使える手というのは」
- 5 時間前
ロシア政治を専門とする筑波大・中村逸郎名誉教授が3日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にVTR出演。ウクライナ軍が1日、ロシア軍が制圧していた東部ドネツク州の要衝リマンを掌握したと発表したことに言及した。
同州を含む東南部4州の併合を宣言したばかりのロシアにとって大きな痛手。部隊派遣で侵攻を支える南部チェチェン共和国のカディロフ首長は1日、敗走を認めた上で、戦線付近に戒厳令を出し、小型核兵器を使って防衛を強化すべきだと通信アプリに投稿した。ロシアのプーチン大統領が掲げる東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)全域制圧の軍事目標は遠のき、9月30日に4州併合を宣言したプーチン氏は、核戦力を含む「あらゆる手段」で領土を守ると警告している。
中村氏は「プーチン大統領が最後に使える手というのは、もはやロシア兵が当てにできないので、より強い兵器でもってウクライナ軍を攻撃していく。その中でも最も懸念されるのは戦術核を使った巻き返しということが懸念されています」と自身の見解を述べた。
「核使用すれば黒海艦隊を殲滅」とロシアに警告…プーチン大統領に「二の足」を踏ませるか?
10/3(月) 11:51配信
編入でロシアの核攻撃に口実
プーチン大統領がウクライナ4州のロシアへの編入を強行し、この地方の奪回を「ロシアに対する攻撃」と核兵器で反撃する口実を与えることになったが、米国を含む北大西洋条約機構(NATO)諸国は、その場合ロシアの黒海艦隊の殲滅など壊滅的な打撃を与えると警告しているようだ。 【画像】クリミア半島と黒海の位置関係を地図で確認する 米国を訪問していたポーランドの ズビグニェフ・ラウ外相は27日NBCテレビの報道番組「ミートザプレス」に出演し、ロシアのプーチン大統領が核兵器使用も辞さないという態度を示していることについて次のように語った。 「我々の知る限りプーチンは戦術核兵器をウクライナ国内で使用すると脅しており、NATOを攻撃するとは言っていないのでNATO諸国は通常兵器で反撃することになるだろう」 ラウ外相はこうも続けた。 「しかしその反撃は壊滅的なものでなければならない。そして、これはNATOの明確なメッセージとしてロシアに伝達している」
NATO側の壊滅的な反撃とは
これに先立ち、ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障問題担当補佐官は25日の「ミートザプレス」に出演し、ロシアが核兵器を使用した場合は「ロシアに破滅的な結果を与える」と言い、これはロシアの当局者との個人的なやりとりを通じてロシア側にはっきりと伝えてあると言明した。 その「壊滅的反撃」や「破滅的な結果」をもたらすものが具体的にどんな作戦なのかは不明だが、それを示唆するような記事が英紙「デイリー・メイル」電子版21日にあった。 「独自取材:プーチンがウクライナで核兵器使用に踏み切った場合、米国はロシアの黒海艦隊やクリミア半島の艦隊司令部に対して壊滅的な報復をするだろう、元米陸軍欧州司令官が警告」 2018年まで米陸軍欧州司令官をしていて、今はシンクタンク欧州政策分析センターの戦略研究の責任者をしているベン・ホッジス退役中将がその人で、「デイリー・メイル」紙のインタビューに次のように語っている。 「プーチンがウクライナで核攻撃を命令する可能性は非常に低いと思う。しかし、もし戦術的な大量破壊兵器が使われたならば、ジョー・バイデン大統領の素早く激しい反撃に見舞われることになるだろう」 その具体的な作戦についてホッジス中将はこうとも言う。 「米国の反撃は核兵器ではないかもしれない。しかしそうであっても極めて破壊的な攻撃になるだろう。例えばロシアの黒海艦隊を殲滅させるとか、クリミア半島のロシアの基地を破壊するようなことだ。だからプーチンや彼の取り巻きたちは米国をこの紛争に巻き込むようなことは避けたいと思うはずだ」 ホッジス中将が米国の作戦を承知していたとは思わないが、米軍の元司令官と現在の作戦立案者が考えることはそうは違わないはずだ。ロシア国内に被害を及ぼさない限りでロシア軍に壊滅的な打撃を与えるためには黒海艦隊を攻撃することは効果的だろう。
ロシアは既に黒海の潜水艦を移動
それを米国がロシア側に警告したかどうかも定かではないが、ロシア海軍は最近クリミア半島のセバストポル基地に駐在させていたキロ級攻撃潜水艦をロシア南部に移動させたと英国国防省が明らかにしていた。黒海艦隊の「虎の子」をまず逃したようにも見える。 プーチン大統領「これはハッタリではない」と豪語していたが、米国やNATOの警告は核兵器使用に二の足を踏ませることができるだろうか。 【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】 【表紙デザイン:さいとうひさし】
NATOの支援拡大訴え 中東欧9カ国、加盟支持も
共同通信社 - 5 時間前
米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する中東欧9カ国の首脳は2日、全てのNATO加盟国に対し、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援の大幅拡大を求める共同声明を発表した。ロシアにはウクライナからの即時撤退を要求した。
9カ国はポーランドやチェコ、エストニア、ルーマニアなど。各国首脳は共同声明で、2008年のブカレストでのNATO首脳会議でウクライナの将来の加盟を確約したことに言及。「首脳会議の決定を固く支持する」と強調した。
ロシア国営テレビ局が〝核戦争シミュレーション番組〟を放送 プロパガンダ強化か
東スポWEB - 30 分前
ロシアのテレビが「核戦争のハルマゲドン」をシミュレートした番組を放送した。いよいよプーチン大統領が核ミサイルのボタンを押す時期が近づいているのか…。複数の欧米メディアが報じている。
ウクライナ東部・南部4州併合を9月30日に宣言したプーチン氏は「ロシア領」への攻撃に核兵器を含むあらゆる手段で反撃すると警告。何か月間もヨーロッパを核で脅してきた。
そして先日、国営テレビ局NTVで「核戦争を見越して…大量破壊兵器が地政学的ゲームの一部になった」というタイトルの番組が放送された。プーチン氏が〝赤いボタン〟を押して、核戦争が勃発した場合に予想されることをまとめた内容のようで、核ミサイル発射のプロパガンダを強化していると思われる。
チェチェンの指導者ラムザン・カディロフ氏はプーチン氏に「ウクライナで低出力の核兵器の使用を検討するように」と呼びかけてきたにも触れているという。
英メトロ紙は「この番組は、西側諸国がウクライナに対するプーチンの要求に屈すれば、核戦争の脅威は弱まると警告しているように見えた」と報じた。
参考文献・参考資料
ロシア国内で軍指導部への批判噴出、核兵器使用を「提案」する声も (msn.com)
ロシアと対決すれば破滅…「紛争当事者」避けたい米欧、ウクライナのNATO加盟に慎重 (msn.com)
【リマン撤退】チェチェン首長が核攻撃を提言 ⇒ 米シンクタンク「注目に値しない」と冷静な理由は? (msn.com)
中村逸郎教授 ウクライナの東部要衝奪還、ロシア軍敗走に「プーチン大統領が最後に使える手というのは」 (msn.com)
「核使用すれば黒海艦隊を殲滅」とロシアに警告…プーチン大統領に「二の足」を踏ませるか?(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
NATOの支援拡大訴え 中東欧9カ国、加盟支持も (msn.com)
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