見出し画像

やさしい物理講座ⅴ97「おとめ座の渦巻銀河『NGC 4951』の紹介」

広大な宇宙を眺めてみよう! 昔、この広大な宇宙が地球を中心に回っているという天動説があった。丁度、いま、宇宙がある一点から始まったという「ビックバン理論」や「インフレーション理論」が主流となっているが、天動説に似ている。事実は広大な宇宙が動くのではなく、観測に使った光(電磁波)が未知の素粒子(アクシオン)に光エネルギーを奪われて(振動数減少)、赤方偏移を起こしたという単純な現象であると考えられる。遠い銀河から発する光がドップラ効果が原因で、宇宙が膨張しているとか、インフレーション理論はまさに「天動説」の域を抜け出ていないのである。
そして、宇宙が膨張しているという軌跡の方向性もあらゆる銀河を俯瞰しても証拠性を見い出せないのである。
今回は渦巻銀河『NGC 4951』を紹介する。

     皇紀2684年7月6日
     さいたま市桜区
     理論物理研究者 田村 司

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“おとめ座”の渦巻銀河「NGC 4951」

sorae によるストーリー

こちらは「おとめ座(乙女座)」の方向約4900万光年先の渦巻銀河「NGC 4951」です。地球からは斜めの角度で見下ろすような位置関係にあり、明るい中心部分を取り囲む雲のような渦巻腕(渦状腕)、腕に沿って分布する青色の星々やピンク色の星形成領域が捉えられています。

【▲ ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された棒渦巻銀河「NGC 4951」(Credit: ESA/Hubble & NASA, D. Thilker, M. Zamani (ESA/Hubble))】© sorae

この画像は「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope: HST)」の「広視野カメラ3(WFC3)」で取得したデータをもとに作成されました。欧州宇宙機関(ESA)によると、銀河のなかで物質とエネルギーがどのように移動するのかを調査する近傍銀河を対象としたプログラムの一環として、ハッブル宇宙望遠鏡によるNGC 4951の観測が行われたということです。

冒頭の画像は“ハッブル宇宙望遠鏡の今週の画像”として、ESAから2024年7月1日付で公開されています。

Source

参考文献・参考資料

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“おとめ座”の渦巻銀河「NGC 4951」 (msn.com)

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?