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やさしい法律講座

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実務50年間の経験から疑問に思う難しいことをやさしく解説しています。 「on the job training」に裏付けされたものです。
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やさしい法律講座ⅴ67「賃借人の善管注意義務違反と損害賠償義務」

 知的好奇心をそそられる法律事案の報道記事を見つけた。 吾輩も賃貸マンションをオーナーと…

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tsukasa_tamura
4か月前
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やさしい法律講座ⅴ66「改正民法・不動産登記法」

 誰のものかわからない土地が、九州の面積より広く存在するとされている。こうした「所有者不…

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tsukasa_tamura
8か月前
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やさしい法律講座v62「改正戸籍法」

人物の読み仮名で躊躇する場面が多くなった。最近マイナンバーへの預金口座番号や健康保険への…

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政治(法律)講座ⅴ1165「日本には伝家の宝刀の国策捜査がある」

 国策捜査とは、捜査方針を決める際に政治的意図や世論の動向にそって検察(おもに特捜検察)…

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やさしい法律講座V60「挙証責任は原告だ!」

  民事訴訟では実体法を基準に自己に有利な効果を発生させることを主張している者が原則とし…

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やさしい法律講座v58「山口・阿武町誤入金事件の法解釈に瑕疵があり、『罪刑法定主義…

 「山口・阿武町誤入金事件」に一般人として興味と判決に危機感を持っているのは、吾輩だけで…

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やさしい法律講座v57「交通事故の因果関係と過失相殺」

「車道で、自転車で走っていた男性がタクシーの運転手が開けたドアに接触して転倒し、後続のバスにはねられました。男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。」さて、誰が悪いのか?この因果関係とそれによる加害者・被害者の過失はどうなるのであろうか。それによる過失相殺はどうなるのであろうか?  報道記事からだけでは全体像が明確でないので言及できかねるが、最近の自転車の無茶苦茶な運転ぶりを俯瞰すると安全意識の欠如が往々にして見受けられる。数日前にも一旦停止もせずに左折してくる電動アシスト

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やさしい法律講座ⅴ54「『子の認知』:小説家志望の若き執筆者へ」

前回のブログ作成のとき、民法の条文「嫡出推定」の次に「認知」の条文を目にした。民法の「認…

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やさしい法律講座ⅴ53「改正民法で『嫡出推定』見直し」

子が生まれた時期から父親を推定する「嫡出推定」制度を見直す改正民法が10日に参議院で可決、…

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やさしい法律講座ⅴ31 副題 対抗要件

 本題に入るの前に政治・歴史の知識の散歩。 中曾根康弘氏はアメリカのロナルド・レーガン大…

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