画伯系情シスがお金と人生を前に進める系企業に入社してみた
この記事は Money Forward CorporateIT Advent Calendar 2022 の14日目の投稿です。
前回は nikoken さんの「社内Wi-Fi大全~見えないものとの戦いに挑んだ技術者たち~」でした。
みなさま、大変こんにちは🤗
石塚(@tsukaD922)です。
11月に株式会社マネーフォワード CIO室(情シス部隊)デバイス管理グループへジョインし、早いもので1ヶ月と少し経ちました。
同時に2022年がもう終わるのか、と辟易もしています。
いったいどうして時間が加速し続ける世界線にいるのやら、、という所感はさておき、1ヶ月の中で見えてきた事含め、入社エントリーをしたためたいと思います。
なぜマネーフォワードに入社したのか、そもそも転職のキッカケは何なのか、入社後に情シスとして感じていることは何か、等々。
少しでもご興味のある方、どうぞ、一歩前へ。
自己紹介
ざっくりですが、改めて自己紹介です。
前職となるベルフェイスでは、攻めのコーポレートグループを体現する仲間に恵まれ、刺激をもらいながら非常に楽しくお仕事ができました。
情シスとしてもゼロトラストセキュリティを意識した環境に携われましたし、トレンド SaaS の運用管理・導入、業務自動化、デバイス管理等々を実施でき、自身としてもスキルアップができたと感じています。
この場をお借りして、ベルフェイスにお礼を伝えたく思います。
いっぱいかんしゃ!
転職の契機
楽しく仕事をしている環境ではありましたが、2022年の春頃、自身の今後のキャリアを見つめる機会があり、情シスの分野の中でもデバイス管理領域をスキルとして尖らせたい、と思うようになりました。
背景としては以下の通りです。
だいぶフワッとしてる感はありますが、この時から多分野のジェネラリストよりも、デバイス管理にフォーカスし、プロフェッショナルになりたいと思い始めました。
もちろん、ベルフェイスでこのキャリアを形成していく事も、選択肢にありました。
ただ、組織状況的に情シスチーム内の分業化は難しく、また組織規模が当面大きくは変わらないことが見えていたため、自分のキャリア像を優先、チャレンジへ舵を切る事への思いが強くなりました。
マネーフォワードとの出会い
上述のキャリア像を考える前、とあるご縁があり、マネーフォワード CIOの高野さんとカジュアル面談をする機会がありました。
当時は転職を全く考えてなく、「申し訳ないけど情報交換で、マネフォがどんな情シス体制なのかキャッチさせてもらいます」というスタンスでした。
そんなスタンスもお伝えした上で、高野さんはフラットに色々お話してくださりました。
以下、ざっくり思い出です。
と、メガベンチャーならではの課題が多くありそうで、正直大変そう、と思いつつも 「この会社で情シスになれたら得難い経験、キャリアを積めそうだなぁ」 というお気持ちの方が強かったです。
その後キャリア像を考えた際、環境の変化先として真っ先に候補に上がったのがマネーフォワードでした。
選考に進む前、マネーフォワード情シスの現場の状況をもう少し細かく知りたいと思い、2回目のカジュアル面談をお願いし、リーダーのムガールさん、エンジニアリンググループの倉持さんと濃密なお話をさせていただき、とても解像度が高まりました。
カジュアル面談にも関わらず、実際に困っていることや課題感を細かく伝えてくれたことも好感があり、他者様と比較する中でも「マネーフォワードが一番楽しく働けそう」という考えが強かったです。
情報開示が多くあればあるほど、その会社には興味が湧きますよね。
入社の決め手
前提として、転職活動の軸には下記の4点を要件としていました。
ありがたいことに、転職活動終盤ではマネーフォワード含め数社様から内定をいただき、いずれの会社様も要件はほぼ満たしていました。
その中で、マネーフォワードを内定承諾した決め手は下記の3点です。
正直、最後のオファーレター2回が一番の決め手だったと思います。
面接した皆様から直筆のメッセージをいただけるって、本当に必要とされているように感じますし、めっちゃ嬉しいですよね。
入社1ヶ月の中で
ここからは入社前後のフィットギャップを交えていきたいと思います。
まだ1ヶ月と少ししか経っていませんが、とても良い会社に入れました。
1. デバイス管理やること盛り沢山
Intune、Jamf の MDM をはじめ、様々なソリューションを組み合わせたデバイス管理はとても丁寧に仕組み化されていて、感動しました。
ただ、作り上げた仕組みの要件が数年前の状態のままという点があり、ツールのアップデートに追いつけていない大きな課題があります。
他方、業務を行う上でユーザの利便性、生産性を可能な限り損なわないようにユーザ体験を良くしたい、という思いがデバイス管理初めマネーフォワード情シス全体として強く、セキュリティを考慮しながらより高めていく姿勢は素晴らしいと思います。
少しずつ見直しながら、「マネーフォワードが誇るデバイス管理をどうアップデートしていくか」が私個人のミッション、期待されているポイントと思いますため、チームとして切磋琢磨しながら取り組んでいきます。
また、デバイス管理としてグループ内外と様々なコラボレーションをしながら、より良いIT環境をエンジニアリングしていくことも、もちろん重要です。
CIO室のプロフェッショナルな皆さんと、楽しくワイワイやっていき!なお気持ちでお仕事したい所存です。
2. 情報のアウトプット力
組織全体として、情報の共有、展開、ドキュメンテーション等のアウトプットがとても盛んだなと感じました。
社内ドキュメントツールには Kibela が採用されていて、ルールやナレッジ、個人のメモや美味しい居酒屋等々、検索すれば知りたい情報がだいたいヒットします。
入社前は「大組織だし、情報の公開範囲はブロック化されてるんだろうな」と思っていましたが、間逆なぐらいほぼオープンです。(もちろん、秘匿すべきことは秘匿されています)
ドキュメンテーション文化が組織全体で強いことは、それだけ情報の透明性が強い証左ですね。
また、エンジニア組織においてはウェビナーや LT 、ブログの公開など、社内外への発信が凄まじく感動しました。
社内には技術広報が組織として存在し、日々様々なアウトプット企画を牽引してくださっています。
企画も量も多くてビビりました。
このアドベントカレンダー記事はあくまで CIO室としてのアウトプットですが、いつかマネーフォワードエンジニア部門として、何かしらのアウトプットを世に打ち出したいお気持ちです。
3. エンジニアの英語力強化モチベーション
マネーフォワードのエンジニア組織は、2024年末迄に共通言語を英語にする事を掲げています。
背景や詳細は CTO 中出さんのアツい思いが綴られたブログをご確認いただければと思います。
当初、この英語力強化をしていくことを知った時は「ワイの英検3級の実力を発揮する時が来たか(震え声)」と日和り、少なからず反発ないし付いていけない方もいるのでは、と思っていました。
が、入社してビックリ、皆さん英語強化を前向きに取り組まれています。
※少なくとも、イヤイヤになっている方は見受けられないです。
強制感もそこまで強くなく、会社としても英語強化に向けた支援プログラムを多く打ち出しているので、自分の市場価値向上にもなると考えると、イヤイヤよりも励みたいと捉える方が多いのだろうと思っています。
自分次第で学習の仕方を決められますし、目標指数として TOEIC 700 点を獲得するにはどう取り組めば良いのか、プランを組み立てる事も割と楽しいです。
尚、私自身の英語力を改めて TOEIC と progos で計測したところ「お主は Reading と Speaking、発音が貧弱じゃのぅ」とお告げをもらいました。
知ってた。
最近では Amazon Prime の映画を日本語字幕と英語字幕を同時に視聴すること(ネトフリ英会話)と、無料アプリで細々と英語強化をやったりしています。
が、やっぱり実際にコミュニケーションで英語を用いることが一番なんだなぁとも思っているため、今後の課題として捉えています。
おわりに
改めてですが、マネーフォワードの情シスの一員になれて本当に良かったと思います。
会社として掲げる MVVC を体現する皆さんを支えたい、より強化したいというお気持ちが強くありますし、様々な付加価値がついたキャリアが身に付くと感じています。
とは言え、組織拡大も続く中直面する課題も盛り沢山で、泥臭いこともきっとやっていきます。
その中で自分のやりたいことと文化がマッチするなら、働く場所としては強くオススメしたいです。
この記事含め、本アドベントカレンダーが「マネーフォワードの情シスこんな感じ」を知っていただければ幸いです。
「もっと色々知りたい!」ということであれば、カジュアル面談はいつでもウェルカムです!
お気軽に Twitter 等々各種SNS、採用サイトからご連絡いただけると嬉しいです🤗
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?