見出し画像

続かなくても

「明日は一緒に走りたいから5時半に起こしてね!」

そうやって眠りについた長女。

「5時半だよ」とそっと声をかけると、いきなりぱちくりと目を覚ます。
いそいそとジャージを着込み、シューズに足を入れる。

外に出ると、綺麗な空が待っていた。
星に月に輝いていた。
ご褒美だねと呟く。

午前6時前だけに見られる点滅信号も
自分の足跡しかない雪道も
早起きしたからこそ。
いや、起きると決めたからこそ。

続くかどうかはわからない。
『継続は力なり』は間違いないけど、
やった分だけ伸びることも確かなこと。

やってみたいをやった。
その記憶は、確かな力と自信として残る。

子ども発振のものはエネルギーが強く、得られるものも多い。
どうせやるなら、気持ちよく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?