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「周りの大人は誰も教えてくれないけれど耳が痛い真実の話」

皆さん、こんにちは。辻本です。

今回は、北野唯我さんが書かれた、内定者への手紙 ー 「仕事が遅い人」と呼ばれないための、10のチェックリストを読んで思ったことを書いていこうと思います。北野さんは「転職の思考法」「天才を殺す凡人」「これからの生き方。」なども書かれており、私が生きていく上での指針の1つとなっています。

この本は北野さんが「すべての内定者、そして働くすべての人への応援ソングを作りたかった」から執筆された本であり、単なるハウツー本ではなく、北野さんの熱い思いが詰まっています。

毎月25日に発売されていくということで今後がとても楽しみであるとともに、「30年ものの思考法」をコーヒー1杯分の値段(250円)で読むことができるのはとても貴重な機会だと思います。

この春に大学を卒業して、これから新卒になっていく方々はもちろん、現状に行き詰まりを感じている社会人の皆さんにも読んで頂きたい一冊です。

スマートフォンのアプリからも読むことが出来ますし、Kindleunlimitedであればなんと無料で読むことも出来ます。


私の新卒時代

私は大学を卒業後、大手機械メーカーの経理職へ入社しました。ご興味のある方は下記の記事を読んで頂けると幸いです。

大企業だけあって、配属前の研修はしっかりとしたものでしたが、仕事に対しての思考法や心構えに関しては全く分からない状態で現場に配属されました。今思うと自分の主体性は皆無で、当時の先輩方にはたくさんのご迷惑をお掛けしました。


そうして始まった社会人生活でしたが、月日が経つにつれ、どんどん重い仕事を任せて頂けるようになりました。

しかし、1つの業務を集中してこなそうとしている間にどんどん次の仕事が降ってくるような感じを抱くようになり、自分の心が疲弊していきました。(テトリスのブロックがどんどん積み重なってきて、思考停止に陥るような感覚です。)

「新卒ってこんなに重い業務をやるんだっけ?他の経理配属の同期はかなり楽そうにしているぞ。不公平じゃないか?」と思ってしまったこともあります。夜遅くまで海外子会社との連携をしたり、先輩の資料が間違っていることに起因して、自分の資料の数字がいつまで経っても合わないなどの経験をする内にどんどん自分が他責思考になっていきました。当時は自分のことを期待してくださっている上司のことを考える余裕はなかったです。そして結局、メンタルを壊してしまい、退職に至ります。


本を読んでの感想

本を読んでの1番の感想は、新卒当初に読んでいたら間違いなく自分の人生が変わっていたということです。「周りの大人は誰も教えてくれないけれど耳が痛い真実の話」というだけあって、読んだ後は反省させられることが多く、かなり自分と向き合わされました。

「いい会社に入りたいのか?それとも、いい会社をともに作りたいのか?」という問いは今後の社会人人生での自分の主体性を考えせられる問いになると思います。大企業からベンチャー企業に転職をすることで、自分の人生にある程度の主体性を持つことができるようになったとは感じていますが、まだまだ足りていない自分を自覚しました。

「目標を定めない人生はどこにもいけない」という言葉にもハッとさせられました。何事もなんとなくではなく、「構造的に」「ロジカルに」考え、行動に移していく部分に関しては自分は弱いなぁと実感しています。「目標」を設定し、それを「分解」し、「計測」すること。

新卒の時の業務を上記の思考法を備えた上で行なったらどのようになっていたのだろうと考えると大きな機会損失をしていたように思えます。自分の至らなさを痛感しました。

「仕事の思考法」「どのようにすれば仕事が積み重なる前に対処することができるか」を知っていて実行できるだけで、メンタルの消耗は全然変わってくると思います。だからこそ、これから働く新卒の方々には私と同じ失敗をして欲しくないと強く願っています。


これから

過去を反省すると同時に今後の自分の仕事に対しても考えを巡らせました。

私は大学浪人・休学をしているので、今年の4月からは社会人5年目の1つの節目の年になります。このタイミングでこの本に出会えたことに感謝していますし、組織に必要とされる、圧倒的に仕事ができる存在になっていこうと思います。

最初にできるアクションプランとして、この記事を自分の中での最速のスピードとタイミングで書こうと今朝思い立ちました。ここまで書くのに2時間経っているので、自分の集中力のなさが浮き彫りになりました。しかし、今回のように目標分解し、計測してみないと自分の現在点は分からないものだなと実感しました。これを繰り返していくことで仕事ができるビジネスパーソンに成長することができると思っています。


纏め

今回は、北野唯我さんが書かれた、内定者への手紙 ー「仕事が遅い人」と呼ばれないための、10のチェックリストを読んで思ったことを書いていきました。

毎月25日がとても楽しみです。今までは給料日という認識でしたが、これからは自己投資日に変わっていきそうです。


ここまで読んでくださった方々のお役に少しでもなれば幸いです。

北野さんは「素敵な人の友達は、みな、素敵である」「大人のサードプレイス」というコンセプトでオンラインサロン「コミュニティSHOWS」も運営しております。

ご興味がある方は下記の記事も読んでみてください。仲間が増えると私も嬉しいです!


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