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「できない」を疑う

先日、妻からこんな指摘を受けました。

娘 「お父さんの手料理が食べたい!」
自分「ごめん、お父さんは料理できへんねん」
妻 「"できない"じゃなくて、"やったことない"だけやろ?

正論すぎて、ぐうの音もでなかったです。ご指摘の通り、ぼくは料理に挑戦したことがありません。

一方、社内の会議でも、似たようなやり取りがよくあります。

例えば、こちらからの提案に対して「できない」や「難しい」という反応だったとき、「取り組んだことはあるんですか?」と確認すると、半分以上の答えがNOです。

はなから無理だと思い込んでいるんです。もしかすると、めんどくさいから暗に拒否しているのかもしれません。

しかし、「挑戦したけどできなかった」と「挑戦していない」には雲泥の差があります。前者は、結果が貴重なデータとして残ります。一方で、後者は何も残りません。価値がまったく違うんです。

もちろん、挑戦しやすい空気をつくれていない経営側の責任はあります。とはいえ、「できない」を額面通りに受け取ってしまうと、会社は成長できません。

だから、鬱陶しがられても、ぼくは「できない」をとことん疑います。そして、もし「挑戦していない」のであれば、一緒に挑戦したいと思っています。

というわけで、今月から始まった69期の個人テーマは『誰よりも挑戦して、誰よりも失敗する』です。このnoteを書きながら決めました(笑)

挑戦と失敗のハードルを下げて、社員一人ひとりの働きがいを高めていきたいです。

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