良質な栄養をとる前にすべきこと
カラダの疲れを取るために日々「栄養のあるもの」を食べている人は多いと思います
しかし、その栄養は吸収されれていないとしたらどうでしょうか?
残飯にキャビアを載せてもご馳走にならないように、どんなに栄養のあるものをカラダに取り入れてもその受け皿となるカラダが毒だらけではいくら良いものを食べたりしても意味がなくなってしまいます
今回の記事の結論から言うと、カラダの疲れやコンディションを整えるために、まず最初にしないといけないことは「カラダに悪いものを入れない」という事です
まずは毒が入ってくるルートの遮断が最優先になってきます
今回の記事でわかる事
・何を摂らない方が良いかがわかる
・どうしてそれがダメなのかがわかる
今回はそんな良質な栄養をとる前にすべきことを解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
白いあいつら(グルテン、カゼイン、シュガー)をやめてみよう
小麦製品、乳製品、砂糖が身体に悪いというのはみなさんなんとなく知っていることでしょう
これらを控えるだけでもかなりの体調の改善がある事はよく知られています
小麦製品をやめることについてはこの本でよく語られています
ジョコビッチは小麦に含まれるグルテンで腸管に穴があくグルテン不耐症を患っており、小麦食品をやめて、食事内容を改善したところランキング一位になりました
私もこの本を読んだとき衝撃を受けてジョコビッチのマネをしてグルテンフリーにしてマヌカハニーを食していました
・グルテンを続けると何が悪いのか?
グルテンは腸内でカビの一種「カンジダ菌」を増殖させるリスクが高いです
カンジダ菌が増えると、カビの増殖を抑えようとしてカラダの免疫機能が作動します
免疫機能がカンジダ菌を殺そうと頑張るとばっちりで腸の粘膜を傷つけます
そのせいで、腸壁は栄養を吸収する能力が落ちて、便秘や下痢になってしまいます
そして、皆さんもお気づきでしょうが、菓子パンなどを食べるのをやめる事ができないといった現象が起こります
これは小麦成分がモルヒネに似ており脳内に入ると幸せな気分にさせてしまいます
日常的にグルテンを摂取し続けると、食後に頭が働かなかったり、集中力が落ちたり、眠くなったりすることが多いです
なんだか頭がボーッとするという人は2週間程度これらの小麦製品を控えると、カラダに変化が出るとジョコビッチの本には書いてあったが、やってみる価値はあります
・カゼインをとると何が悪いのか?
カゼインとは、牛乳やヨーグルトに含まれているたんぱく質の成分の一種です
小麦と同様に乳製品にも中毒性が指摘されています
カゼインを摂ると体内で何が起こるのか?
カゼインを摂ると体内で葉酸レセプター自己抗体が作られます
通常葉酸は、葉酸受容体と呼ばれるものとくっついて細胞の中に入ります
牛乳などを摂ると、体内に葉酸受容体にに対する抗体が生まれてしまい、葉酸と葉酸受容体がくっつくのを邪魔してしまいます
一般的に小麦が合わない人と乳製品も合わないし、乳製品が合わない人は小麦が合いません
なので片方だけをやめてもあまり意味がなくやめるなら両方しないといけないという研究結果も報告されています
・砂糖はやっぱりよくありません
砂糖は中毒性があるだけではなく、体内でカンジダ菌などのエサになり、また、血糖値を急激に乱降下させたりするのはあまりにも有名です
血糖値の急激な上下は脳に異常をもたらし、怒りやすくなったり、落ち着きを失ったりするほかに、皆さんおなじみの糖尿病や動脈硬化の確率を高めます
これらが身体に悪いという事は重々わかっている人が多いと思います
なのでいきなり絶ったりすると、中毒症状が出てしまい余計に欲しくなってしまうので週に数回という形にしていって、日常的に摂取してしまうという状態をなくしていきましょう^^
カラダにムチ打つ栄養ドリンク、コーヒーなどを控えましょう
ここ一番の踏ん張りどころで「ガツンと一杯ドリンクを飲む」「コーヒーをがぶ飲みする」こんなことが日常的になっている場合は少しそれらをやめてみましょう
これらを服用することで副腎を強制的に働かせることになり、無理やり興奮状態を作り出します
この状態が続くと、手の震え、動悸が止まらない、不安が募ったりとあまりよくありません
しかしこれも中毒なので急にやめたら余計に欲してしまうので、コーヒーなら薄くして飲んだりして少しでもカフェインを減らしていきましょう
栄養ドリンクは飲まないようにしましょう
タウリン1000㎎って1gですから^^;
イメージだけで砂糖の塊ですから栄養などありません
見栄えのいいコンビニ弁当などの添加物を控えましょう
コンビニ弁当は添加物が入りまくっているという話はよく聞く話だと思います
実際長時間放置していてもそのままなんてことがあるようです
大量に摂取した食品添加物を処理するのは肝臓です
肝臓は食品添加物を解毒して体外へ排出します
しかし疲れてしまっている肝臓ではそれが普通にできなくなっています
そして、お酒を飲んでいないのに健康診断で「要検査」の判定を貰ってしまう結果になります
「肝臓」=「お酒」と考えがちですが、肝機能の低下は、生まれつきの体質や、睡眠不足、食べ過ぎ、偏食、精神的肉体的なストレスなど、いろんなことが原因が考えられます
肝臓で解毒できなかった添加物は、体内で炎症を起こして副腎を疲労させ、「なかなか疲れが取れない」といった状態を引き起こします
やっぱり自炊が無敵かもしれません^^;
ついつい食べちゃう危険な奴等
・チョコレート
疲れた時にはチョコレートを食べて疲労を回復しているという人も多いでしょう
チョコレートには脳や体の疲労を緩和する効果があるとされています
チョコレートに含まれるカカオには、疲労回復に効果がある成分がたくさん含まれています
具体的には、中枢神経を覚醒させるテオブロミン、多幸感をもたらすエンドルフィン、脳の血流を改善したり気分や情動を調和したりするフラバノール、脳疲労や精神的苦痛を緩和するアナンダミドなどなど・・・・
何事も適量を守ればチョコレートは健康食品といえるでしょう
しかし「やめられない止まらない」といった現象がしばしばおこります
そんな時はカラダがマグネシウム欠乏症になっている証拠かもしれません
特にダークチョコレートはマグネシウムが豊富に含まれており、チョコレートが止まらない時はマグネシウムをカラダが欲しているのかもしれません
糖分が多いチョコレートは肥満の元なので、できればカカオの含有量の多いチョコレートを選ぶようにしましょう
副腎疲労に悩んでいる人はチョコレートが好きな人が多いといわれています
・ソーセージやハムなどの加工食品
ソーセージやハムなどの加工食品はつなぎにグルテンが使われることが多く、塩分や食品添加物が多いので常食するのは控えたい食材です
何が入っているのかわからない加工した肉よりも、鶏肉、牛肉、豚肉などそのままの食材の方が、余計なことを考えることなく食べれるのでおすすめです
・サラダ油、マーガリン
サラダ油やマーガリンはトランス脂肪酸が多量に含まれているため摂らない方が良い食材です
マーガリンは海外では販売が禁止されている国もあるくらいで、プラスティックを食べているのと変わらない状態です
トランス脂肪酸とは、悪玉コレステロールを増やし、血中脂質のバランスを崩したり、心疾患のリスクを高めたりします
ケーキやパンに含まれるショートニングも同様です
調理に使う油は、オリーブオイルがおすすめです
まとめ
今回は避けたほうが良い食材を紹介してきました
普段何気なく口にしている食材ばかりだったと思います
個人個人でカラダの状態や生活習慣の違いがあるのですべての人に当てはまるというような魔法の方法ではありません
良質な栄養をとる前にすべきことは、普段意識せずに食べてしまっているカラダにとって悪いものを見直してみる事です
カラダにとって、足す事よりもまずは引く事が飽食を迎えている現代人に必要なことなのではないでしょうか?
今日言いたいことはそれくらい