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面白い人体の仕組みと働き「小脳」 睡眠と記憶

今回は前回に引き続き脳の中でも小脳について解説した記事になっています

そろそろ脳について聞き飽きた・・・

そんな人もちらほら出てきたのではないかと思いますが、もう少しお付き合いください^^;

後半には記憶や睡眠についても解説していますのでそちらも参考にしてみると日々の暮らしが充実すること間違いなし

今回の記事でわかること

・小脳の働きについてわかる

・記憶のメカニズムがわかる

・睡眠についてわかる

以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

小脳は運動には欠かせない神経細胞の集まり

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小脳は、大脳の下にくっつくような形で存在していて、の全体の重さの10%程度と、大脳に比べるととても小さいです

小脳の中には神経細胞がびっしりと集まり、その数は約1000億個です

この数は大脳皮質の約140億個と比べてもかなり多く、全身の神経細胞の半分が集中しています

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出典「バキ」板垣恵介

ちなみに刃牙に向けられている銃は全て小脳を狙っています^^

体を動かすための大脳からの運動情報を処理したり、生命維持に欠かせない運動指令を出したりするなど、人間の基本的な活動に深く関係しています

小脳の主な働きとは?

まず挙げられるのは体のバランス感覚を司る機能です

立ったり歩いたりできるのは、三半規管で感じ取った平衡感覚をもとに小脳がバランスを保っているからです

また小脳は、全身の運動と深い関わりがあり、大脳から運動指令を受けると複雑な骨格筋のバランスをとってスムーズに動けるように調節する働きもあります

例えば、指先を器用に使って細かい作業をするときなどです

さらに、小脳は、手続き記憶にも関わっています

よく、体で覚えると言われるように、技術的な動作は繰り返し行われることで、意識しなくても自然とできるようになり、また、1ど習得した技術はなかなか忘れません

例えば、自転車に乗ることをマスターすれば、しばらく乗っていなくてもスムーズに乗ることができます

あとは流川のジャンプショットなど

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出典「スラムダンク」井上雄彦

このような運動学習にも小脳は関わっています

記憶について

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記憶といったら海馬

出典「遊☆戯☆王」高橋和希

人間の記憶には、ずっと覚えている長期記憶と、すぐに忘れてしまう短期記憶があるとする、二重貯蔵モデルが提唱されています

それは次のようなものです

短期記憶は一時的に覚えている記憶です

短期記憶破壊場など形成・保存され、何度も体験したり、重要度が高くなったりすると長期記憶に変わることもあります

海馬は、短期記憶の形成や短期記憶から長期記憶へ変えるのに重要な働きをしていると考えられています

一時的に海馬を中心に保存された記憶は、大脳皮質の連合野に送られ、最終的に長期にわたって保存されるのではないかと考えられています

海馬から大脳に移行し終えた記憶を長期記憶、海馬が覚えている短い期間の記憶を短期記憶としています

長期記憶にはエピソード記憶、意味記憶、手続き記憶、情動記憶などがあります

自分の体験したエピソード記憶は主に、勉強した内容などの意味記憶は前頭葉や海馬、側頭葉などに、そして、恐怖や快感といった喜怒哀楽に関係する情動記憶は、扁桃核に保存されるといわれています

自転車の運転や楽器の演奏などの手続記憶には、大脳基底核と小脳が関わっています

眠りについて

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人間は昼間に行動して、夜間に休むという基本的な生活リズムがあります

眠りは本能行為の一つであり、体を休めてエネルギーを補給しています

眠りのおがげで、脳は常に高次の情報処理をすることができると考えられています

脳には、眠る脳と眠らせる脳があります

眠る脳は大脳皮質であり、大脳が休息することで、その支配下にある全身の角部でさまざまな睡眠の状態が現れます

眠らせる脳は間脳、中脳、橋、延髄です

脳内はニューロンという神経細胞で繋がれて神経回路を形成し、電気的な信号を伝えています

この活動を支えるのがニューロン同士の接続部分であるシナプスです

そこから放出される神経伝達物質と睡眠物質が睡眠調節に関わっています

話は変わって、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類が存在します

レム睡眠は閉じた瞼の下で眼球が動く急速眼球運動をしており、体は休んでいて脳は目覚めている眠り、つまり夢を見る状態です

ノンレム睡眠は摂るじている瞼を開けると、眼球が上を向いて全く動かず、脳と体の両方を休ませている状態です

この2種類の眠りがうまく組み合わさり、睡眠の状態を作っています

人によって、また年齢によってもこの2種類の眠りの回数や時間は異なります

赤ちゃんは成人のようなレム睡眠やノンレム睡眠がなく、睡眠時間が1日の半分から3分の2以上を占めています

よく眠るためには、すっきりと目覚めることも大切です

レム睡眠とノンレム睡眠のリズムは個人差がありますが、レム睡眠はおよそ90分ごとに訪れることが多いといわれています

レム睡眠で起きるとすっきり目覚められるため、区切りの良い時間に起きるようにするといいでしょう

不眠について

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自分で描いた^^

夜、眠れないと悩んでいる人は、まずは日中の生活週間から見直してみましょう

眠りには、脳の視床下部と脳幹が大きく影響しています

視床下部には体内時計があり、約1日で24時間前後の周期で体が活動するようになっています

これを概日リズム(サーカディアンリズム)と言います

体内時計は毎朝、太陽光を浴びることで調整しています

夜眠れず、昼間眠いという場合、体内時計と睡眠覚醒のリズムが乱れていますので、まずは朝の光を浴びて生活のリズムを整えましょう

日中の生活習慣も大きく影響します

食事の時間など昼間の活動も見直しましょう

また、視床下部は感情の影響を強く受けているので、精神的なストレスを減らすことも必要です

一方、脳には感覚刺激に応じて大脳を目覚めさせる機能があるので、寝つきの悪い人は外部からの強い刺激をできるだけ少なくして、眠る時の管渠言うを整えることも大切です

十分な睡眠時間をとっているのに昼間も眠いという場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります

これは、睡眠中に10秒以上の呼吸気流が停止する、すなわち軌道の空気の流れが止まった状態が一晩の睡眠中に30回以上もしくは1時間に5回以上あると疑われます

睡眠時無呼吸症候群は狭心症や突然死のリスクにもなりますので、怪しい場合は専門医に相談することをおすすめします

まとめ

小脳には、全身の神経細胞の半分以上が集中している

小脳は体のバランス感覚を司る機能を持っている

海馬は、短期記憶の形成や短期記憶から長期記憶へ変えるのに重要な働きをしている

睡眠のおかげで、脳は常に高次の情報処理をすることができる

眠りには、ノンレム睡眠とレム睡眠の2種類ある

レム睡眠で起きるとすっきりと起きられる

体内時計は朝日を浴びて調整されている

精神的なストレスも不眠の原因になる

寝ても寝ても眠い人は睡眠時無呼吸症候群の可能性あり

そんな人は専門医に相談することをすすめる

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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