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第4話 アイデアの検証
本連載は【「起業の科学」で起業してみた】の第4回目です。
「起業の科学」という田所雅之氏が書かれた、起業フレームワークの本をベースに、実際に起業してみるとどうなるか。私が人生を使用して検証します。
今回の内容
Idea Verification〜1-3アイデアの検証〜
の章を実際に行なっていきます。
「起業の科学」【アイデアの検証】の内容をマインドマップでまとめました。
なぜ「今」やるのか
スタートアップはヒトモノカネが限られているため、今しかない!という効果的なプランを実行するいつ用があります。
今を探るPEST分析
なぜ今やるの?に対する答えを探るのがPEST分析です。
P:Politics(政治)
市場の枠組み、規制に影響するものの動きは?規制緩和などの動きはないか。
E:Economy(経済)
バリューチェーンに影響するもの。経済動向、所得や消費の動き。
S:Society(社会)
需要構造に影響するもの。人口、文化、流行り。
T:Technology(技術)
技術革新の進み方は?GAFAの動きは?
上記の観点より今でしょ!と言わせる情報を集めます。
○私の場合
P:Politics(政治)
オレンジカフェ
介護保険
地域包括センター など地域や在宅での介護を進めている
E:Economy(経済)
医療費激高
介護関係者不足 在宅介護を後押ししている。患者家族の物理的、心理的負担が増加
S:Society(社会)
高齢化
介護年齢がスマホ年齢に
2,161,577人の介護者がスマホを利用
T:Technology(技術)
格安スマホ
スマホ利用率の増加
上記より今やるしかない!
スタートアップ10の型
1. 中間プロセスの排除
2. バンドルを解いて最適化
3. バラバラな情報の集約
4. 休眠資産の活用
5. 戦略的自由度
6. 新しいコンビネーション
7. タイムマシン
8. アービトラージ
9. ローエンド型の破壊
10. AS A SERVICE化する
以上10モデル。詳細は「起業の科学」をご覧ください。
○私の場合
「認知症患者家族が介護で抱える不安と孤独をSNSアプリで解消する」というプランなので1と10が当てはまります。
1. 中間プロセスの排除
現在認知症家族会などを通さないと患者家族同士は出会えません。この中間プロセスを排除します。
10. AS A SERVICE化する
FaceBookや悩み相談サイトで埋もれている介護の相談を切り出して特化したアプリを作ります。
ターゲットの市場に狙いを定める
対応可能市場(TAM)=エンドユーザー数×その人がそのプロダクトやサービスに年間に支払う金額 を計算する。100億円以上が望ましい。
○私の場合
TAM(TotalAddressableMarket)=(エンドユーザー数)×(その人がプロダクトに年間払う金額)
= 2920000(日本患者数)×1(平均介助家族数)×500(円)×12(ヶ月)
= 17,520,000,000円←100億円を超えているのでclear!
今回のまとめ
以上より
「認知症患者家族が介護で抱える不安と孤独をSNSアプリで解消する」
というアイデアで認知症介護者のスマホユーザーをターゲットにしていきます。これにて「Idea Verification〜1-3アイデアの検証〜」を完了します。
本連載は「起業の科学」を元に実施しています。
パクらないでくださいね!笑
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