第2話 アイデアに気づく
本連載は【「起業の科学」で起業してみた】の第二回目です。
「起業の科学」という田所雅之氏が書かれた、起業フレームワークの本をベースに、実際に起業してみるとどうなるか。私が人生を使用して検証します。
今回の内容
Idea Verification〜1-1アイデアに気づく〜
の章を実際に行なっていきます。
「起業の科学」【アイデアに気づく】の内容をマインドマップでまとめました
アイデアに気づく
自分ごとの課題で、一般的には認知されていない課題を考えます。
私の場合は認知症の2人の祖父がおり、その介護の大変さを身近でみてきたので、一般の人の知らない認知症患者家族の課題を知っています。
昨今認知症患者についてのアプリやサービスが出てきていますが、その家族はとても介護で疲弊しています。極度の不安と誰にも相談できない孤独に悩まされています。
○私の場合
今回の私の挑戦するアイデアは「認知症患者家族が介護で抱える不安と孤独をSNSアプリで解消する」でいきます!
スタートアップが避けるべきアイデア
下記のチェックを行なっていきます。
①誰がみても最初からいいアイデアに見えるもの
②ニッチすぎる
③自分が欲しいものではなく、作れるものを作る
④根拠のない想像上の課題
⑤分析から生まれたアイデア
⑥激しい競争に切り込むアイデア
⑦一言では表せないアイデア
○私の場合
①誰がみても最初からいいアイデアに見えるもの
「認知症患者家族が介護で抱える不安と孤独をSNSアプリで解消する」というアイデアを第三者に見せたとき、FaceBookでええやん とか、 Twitterでええやん、 スマホとか年寄りが使われへんやんけ という声をいただきました。
よって現場を知らない人間からするとよくなく見えるのでclearです!
②ニッチすぎる
認知症患者は日本で292万人、世界で5000万人おり、現在も増加中です。今回のターゲットはその家族かつスマホユーザー。
統計情報をさぐりあわせた結果十分な数を確保できることがわかりました。
ってことでclearです!
③自分が欲しいものではなく、作れるものを作る
私が作れるのはAIやロボットですが、今回はそれではなく課題を解決するためのプロジェクトなのでclearです!
④根拠のない想像上の課題
根拠はあります。私の心の中に。
っという訳ではなく、実際に認知症家族会に参加し、インタビューを行なったり、現場の医者や教授の声を聞いた結果の課題です。
はいclear!
⑤分析から生まれたアイデア
物量を可視化、物量を予測する。みたいなデータサイエンス的な仕事もやってましたが、今回は全く分析してません。仮説を検証するために各種情報は分析しましたが、課題ベースです。
はいclear!
⑥激しい競争に切り込むアイデア
競合調査を日本と世界で行いましたが、ありませんでした。
強いていうならFaceBookや教えてgoo。認知症家族会、などですが認知しょいう患者家族専用でより深い悩みの相談と解決機能を備えたSNSは存在していません。ってことでclear!
⑦一言では表せないアイデア
「認知症患者家族向けSNS」
はい、clear!
今回のまとめ
以上より
「認知症患者家族が介護で抱える不安と孤独をSNSアプリで解消する」
というアイデアを決めて「Idea Verification〜1-1アイデアに気づく〜」を完了します。
本企画は「起業の科学」をもとに連載しています。
パクらないでくださいね!笑
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