見えなかった子どもたち～アンケートご協力のお願い～

　8月中にアンケートを開始する予定です。
　
　社会的養護に繋がることのなかった虐待被害者（見えなかった子どもたち）は、子ども時代、大人になってから、どんな苦しい経験をしていて、どんな虐待後遺症を抱え込んでいて、どんな生活を強いられているか...どこにも何もデータがありません。
　しかし、個々の方たちを見たら、信じられないくらいに耐え難い苦しみを長年抱え込んでどうにか生きている...それは、間違いの無い事実です。

(見えなかった子どもたちの詳細については、下記リンク先の記事をご覧くださいませ）

　見えなかった子どもたちに関するデータが何もない...これは、この対象者への支援対策が全く進まないことの原因の一つにもなっている、と多くの政治家の方や社会的課題を追いかける記者の方からご助言を頂いて来ました。

そこで、アンケートを実施し、その結果の研究～まとめまでを行い、「見えなかった子どもたちの実態」として、アンケート結果について、見えなかった子どもたちへの支援対策要望書と共に国へ届けます。

アンケートは、8月中に開始する予定で準備を進めています。

見えなかった子どもたちのことを、社会は見え見ぬふりをし続けてきました。
社会からのネグレクトです。
このことは、子ども時代に虐待を受けてきたたことと同じくらい、もしかしたらそれ以上に当事者を苦しめています。
もう、社会からのネグレクトは終わらせたい。

アンケートは、見えなかった子どもたちの苦悩に社会が目を向け始め、支援が始まる最初の一歩となります。
でも、それには、見えなかった子どもたち当事者の皆さまのご協力が不可欠です。

アンケートの準備が整いましたら、ご案内をさせて頂きます。
その際は、どうか、どうか、ご協力をくださいますようお願いいたします。