紙の可能性 #3
パリには
美しい紙を扱うお店がいくつもある
美しい模様の包装紙からポスター
それにまつわるノートや文具まで扱う
私のような
一歩足を踏み入れたら何時間でも
そこにいられるような
紙好きの人々が集まる空間
無料情報誌は
再生紙であったり
大きさに限りがあったりしても
そのデザインの質の高さは
買い求めるそれに劣ることはない
しかし時には
売るために作られた
額に入れて飾りたいほどの
その美しいデザインを眺め
紙質に触れて
確かめるのも
また
至福の喜び
意を決して
鋏を入れて
何かを創ると
その出来上がりは
紙とはいえ。。。。。
と言いたくなるような
仕上がりになる