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コーヒー屋店主が考える「コーヒー飲み比べイベント」を120%楽しむコツ!

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。


・いよいよホットコーヒーが美味しい季節に!

夏の猛暑もようやく終わりを見せ、気持ち良い季節がやってきました。
当店でもホットコーヒーの注文比率がかなり上がってきました。

ちなみに、10/1はコーヒーの日と制定されていますが、その理由は世界最大の生産国であるブラジルでコーヒー収穫の新しいサイクルがスタートする年度初めであることと共に、コーヒー需要が高まる季節の始まりであるからとされています。

そして、これからの季節はコーヒーにまつわるイベントも盛んに行われます。
コーヒーイベントでよく行われているのが「飲み比べ」

専用チケットを購入すると、会場内の好きな店舗数店舗の飲み比べが楽しめるというものです。

・「飲み比べ」を満喫するコツとは!?

京都では「ENJOY COFFEE TIME」というコーヒーイベントが有名で、このイベントでも飲み比べチケットが販売されています。

今回は「ENJOY COFFEE TIME」を例に、僕なりの「飲み比べ攻略法」を伝授します。

①二人で一枚の飲み比べチケットにせよ!
「ENJOY COFFEE TIME」の場合、飲み比べでもらえるコーヒーはだいたい90ml。チケット一枚で5杯楽しめます。通常のコーヒー店は一杯120~200mlくらいですので、全部で450ml飲める飲み比べチケットは結構な量になります。

僕も以前二人でチケットを一枚ずつ購入しましたが、飲み干すのが結構大変でした。

一枚のチケットを二人で使うくらいが体にも無理なく、ちょうどよく楽しめるのではないでしょうか。

②前半に浅煎り系、後半に深煎り系を飲むべし!
飲み比べイベントでは各店舗がおススメのコーヒーを出してくるので、産地や焙煎度合いはかなりバラエティ豊かになります。
コーヒー店がずらーっと並んでいるとどこから飲めば良いか分からなくなります。
そこで、おススメの選び方が前半に浅煎り、後半に深煎りを飲むこと。

まだコーヒーを飲んでいない、あるいは飲んでいる量が少ない前半戦は舌がフラットな状態なので、個性豊かな浅煎りの味わいを存分に楽しめます。

しかし、杯数を重ねた後半は「舌が疲れてくる」と言ったら良いでしょうか。細かい味覚がぶれてきます。
ちょっと言葉にするのが難しいんですが、浅煎りのフルーティーな味わいがしんどくなってくるんです。

なので、前半のうちに浅煎り系を楽しんで、後半にかけて深煎り系の国都苦みのある味わいで落ち着かせる。
そんな組み立てが個人的おススメです!

③温度変化による味わいの変化を楽しむべし
飲み比べをしていると、どうしても次を飲みたい!と慌てて飲み干してしまうことがあると思います。
しかし、それはもったいない!

ちょっとコーヒーを飲むのがしんどくなってきたら、あえて時間を置いてみましょう。
「コーヒーは淹れたてが一番!」とよく言いますが、本当に美味しいコーヒーは美味しさが持続して、冷めても美味しいんです。

温度によって感じられる味わいは面白いように変化します。
湯温が下がってくると、味わいに丸みが出てまろやかになっていきます。

これは浅煎りでも深煎りでも同じ。
「飲み比べ」はもちろん、同じ一杯にも起こる変化も楽しんでくださいね。

・さぁ!コーヒーを楽しもう

つらつらと書いてきましたが、これはあくまでも僕が思う楽しみ方です。
これから全国各地でコーヒーイベントが開かれます。

ぜひ、色んな場所に足を運んでいただいてあなたなりの楽しみ方を作り上げていってください!
コメントでもぜひあなたの楽しみ方を教えて下されば嬉しいです☕

「書く仕事をゲットする」を目標に、「日本一書くバリスタ」として、日々コーヒーの事や趣味について綴っています。

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